2014年3月のジュネーブモーターショーで発表されたフォルクスワーゲン「ゴルフGTE」。ゴルフをベースにし、2015年には日本でも発売が予定されているこのPHV(プラグイン・ハイブリッド)は、日本で売れるのだろうか?

【コンセプト】常に悩ましい“どれがベストゴルフか”という問題

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 フォルクスワーゲン「ゴルフ」といえば誰もが認める“いいクルマ”の定番だ。世界的ベストセラーとしてトヨタ「カローラ」と比べる人もいるがちと違う。ドイツ車らしいシンプルで骨太な実用デザインに、ミディアムセダン並みの広さ、さらに現行7代目から明らかに高級車顔負けのクオリティーと乗り心地を得て、世界でもまれに見る“誰でも買える定番プレミアム”へと進化した。

 日本でもトヨタ「プリウス」並みのほぼ250万円から買えて、ボディーバリエーションも多く、全モデルの世界販売は年間約80万台とハンパない。ゴルフ単独でもヘタなメーカー1社の販売台数に匹敵し、従ってゴルフの中には“ブランド内バトル”というかバリエーション内バトルがあり、ボディーもオーソドックスなハッチバックだけでなく、ワゴンの「ヴァリアント」や3列シートの「ゴルフ トゥーラン」、一時は少し背の高い「ゴルフ プラス」も選べたり、どれがベストゴルフか? という戦いが常にある。

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