男性ビジネスマンのニーズを意識したジャケットなどへのプレス機能のある「衣類スチーマー NI-FS350」はブラック。オープン価格(実勢価格約7500円)
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女性のふんわりした衣類に向いた「衣類スチーマー NI-FS300」はホワイト(実勢価格約7500円)
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 外出する間際になって気になる服のシワを発見。そんなときにハンガーに吊るした状態で使える衣類用スチーマーが売れている。

 パナソニックが2014年4月21日に発売した「衣類スチーマー NI-FS350」は、ジャケットなど衣類をハンガーに吊るしたまま、スチームを噴射してシワをとり、アイロンとして使えば折り目がつけられる。同社が2013年11月1日に発売した、しわ取りに特化した「衣類スチーマー NI-FS300」とともに好調。2014年9月末時点で、2製品合わせての販売台数が計画の1.7倍で推移。「7月にはある程度落ち着くかと思っていましたが、予想以上の動きが続いています」(同社 商品マーケティング担当 巽 敦子氏)。

 これまでの衣類スチーマーは、通常のアイロンより大きかったり、小型で低価格のものは十分な性能がないなど、なかなか広まらなかった。ただスタイリストや服飾メーカーなど洋服関連の業界では常にニーズがある。また一般ユーザーでも、ジャケットなどアイロン台においてしまうとスチームがかけにくい衣類があるため、使いやすい商品が求められていた。

 今回の商品は、幅約7cm×高さ14cm×長さ15cmと小型ながら、平均で1分約9gの連続スチーム噴射ができる(平均約5分継続)。またかけ面がフラットな形状で、アイロン台を用いた衣類アイロンとしても使える点も好評だ(NI-FS300のかけ面はラウンド状)。スチーム効果によって衣類に付いたタバコのニオイや飲食臭も約90%脱臭できるそうだ。

 「小型ながら連続スチーム機能があって、簡単にシワが伸びることなど、言葉では伝わりにくい効果を、店頭での実演、動画などで積極的にプロモーションしたことが人気につながったのでは」(巽氏)。

(文/北本祐子)