3.背景画像にエフェクトをかける

 今回の作例は、エフェクトをかけた背景画像と切り抜き画像を重ねたものです。作例では、「フィルター」の「ぼかし」にある「モーションぼかし」の「拡大」を使用して中心からボケが広がったようなエフェクトをかけています。

 背景画像の上にある切り抜き画像はボケていないので、そのままだとレイヤー同士の差が目立ってしまいます。その違和感をなくすため、下の手順では周辺をボカしたレイヤーをさらにもう一つ作っています。

モーションぼかしの「拡大」を使う場合、中心点の座標を決める。まずは中心点にしたい場所にカーソルを合わせると、画像表示領域の左下に座標が表示されるので、これをメモしておく。次にメニューバーの「フィルター」→「ぼかし」→「モーションぼかし」でダイアログを表示させる
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「ぼかしの種類」を「拡大」に、「ぼかしの中心」に先ほど確認した中心にしたい部分の座標を入力。「ぼかしのパラメータ」の「長さ」を「35」程度にして[OK]をクリックする
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レイヤーボックスで背景画像のみを表示させて、エフェクトのかかり具合を確認したところ
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切り抜いたレイヤーを表示させたところ。よく見るとエッジ部分が際立っており違和感がある
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違和感をなくすための新たなレイヤーを作る。レイヤーボックスで、切り抜いたレイヤーを右クリックし、「レイヤーをキャンバスに合わせる」を選ぶ。その後、もう一度右クリックして「レイヤーの複製」を選択
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新たに作ったレイヤーに、「自由選択」ツールで図のような選択範囲を作成します(分かりやすいように、クイックマスクモードで表示してあります)
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メニューバーの「選択」→「境界をぼかす」の「縁をぼかす量」を200pxとします
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メニューバーの「選択」→「選択範囲の反転」で選択範囲を反転させます
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メニューバーの「選択」→「消去」で消去します
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すべてのレイヤーを表示させて、切り抜き画像レイヤーを選択し、不透明度を下げてなじみを良くして完成です(この場合は(不透明度30)
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(文/高嶋一成)