「腹筋でお腹は凹むの?」「バランスボール、断食、サウナはダイエットに効くの?」……メタボが気になる中年男性の“ぽっこりお腹”を解消すべく、卓球の福原愛選手など日本を代表するトップアスリートの個人指導を行うパーソナルトレーナーの第一人者、中野ジェームズ修一氏が熱血指導する!

 残暑が続きそうですが、夏の間にビアガーデンやバーベキューなどを存分に楽しんで「ビール腹になった」なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 クールビズが浸透し、「夏の間はポロシャツで仕事」という方が増えたせいか、街を歩いていると昔に比べてお腹が出ている人が目立つような気がします。Tシャツやポロシャツに短パンを合わせるようなファッションも流行っているようですが、ぽっこり出ているビール腹ではせっかくのオシャレも決まりません。

 男性の天敵のようなビール腹ですが、少々誤解している方が多いのも事実。そもそもビール腹はビールを飲むことでお腹が出てきたことを指す言葉ではなく、内臓脂肪型のぽっこりと出たお腹がビール樽に似ていることからいわれるようになったものです。ですので、ビールを飲んでビール腹になるわけではないのです。

 ビール腹の直接的な原因がビールを飲むことではないのに、“ビールを飲むと太る”“ビールを飲むとお腹が出てくる”と思われているのはどうしてでしょうか。

 原因として考えられるのは、まずビールに合うおつまみは高カロリーのものが多いこと。空揚げや焼き鳥、餃子、フライドポテトなど、油が多いもの、味の濃いものはビールと一緒に食べるとおいしいですし、ついついたくさん食べてしまいがちです。そうするとあっという間にカロリーオーバーになってしまいます。

 またビールが好きな方はたくさん飲む傾向があるのも原因に挙げられるかと思います。お酒のカロリーはその度数に左右されます。アルコールの度数が高くなればなるほど、カロリーが上がっていきます。日本で飲まれているビールのアルコール度数は5度程度ですので、ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキーなどに比べてずいぶん低い数字です。ですが、ジョッキで4杯、5杯と飲んでしまうと、簡単に一食分のカロリーを超えてしまうのです。

 ビール自体がビール腹の原因ではないので別のアルコールに切り替える必要はないのですが、ダイエットを考えているならその楽しみ方には注意が必要だといえるでしょう。