中国のLCC(格安航空会社)「春秋航空」の日本法人である春秋航空日本が、2014年8月1日に成田―広島・佐賀・高松の3路線で就航。成田―広島・佐賀の両路線は毎日2往復、成田―高松線は毎日1往復を運航する。国内線のLCC(格安航空会社)としては4社目となる同社の実力は? 成田発広島行きの初便に乗った。

春秋航空日本は成田―広島・佐賀の両路線を毎日2往復、成田―高松線を毎日1往復運航
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成田までのアクセスは“早朝発、深夜着”ならクルマも割安に

 春秋航空日本の初便は成田発広島行きのIJ621便。朝6時55分発ということで、6時前に春秋航空日本が発着する第2ターミナルに到着した(搭乗手続きの締め切りは出発の35分前までなので、時間に余裕をもって空港に入ることをおすすめする)。

 成田空港までの割安なアクセス方法としては東京駅から片道900円~1000円の格安バスがあるが(詳しくは「“成田1000円バス”が急増! 東京駅~成田空港の移動が鉄道より便利に!?」を参照)、今回は自分のクルマを利用した。というのも、成田空港の空港ターミナル駐車場では7月11日から、午前0時~8時に入庫、もしくは22時~深夜2時に出庫した場合に3日間までの駐車料金が半額となる新割引制度が導入されたのだ。この割引制度を利用すれば、ターミナルと直結する「P2」では最初の24時間が1030円、ターミナルまで徒歩数分の「P3」では最初の24時間が770円となる。日帰りで最大1030円、1泊2日でも最大2060円で済むのはありがたい。

 春秋航空日本のチェックインカウンターは、第2ターミナル1階のバニラエア国内線チェックインカウンターに隣接。預ける荷物がなければ自動チェックイン機が便利で、予約時にメールで届いた予約確認書に印字されている2次元バーコードを機械にかざすか、6ケタの予約番号を打ち込むことで予約データが表示され、搭乗券が発行される仕組みだ。

 座席指定に関しては後述するが、事前座席料金(200~1000円。インターネットからの場合)を払っていない場合には、航空会社側で自動的に割り振られ、窓側や通路側などといった希望を出すことはできない。これはピーチ・アビエーションやバニラエアなど、ほかの国内線LCCと同様。事前のウェブチェックインには対応していないものの、自動チェックイン機でスムーズにできた。

 預ける手荷物は、バーゲン運賃「ラッキースプリング」だと1個目から有料。標準運賃「スプリング」では10キロ、最上位運賃「スプリングプラス」は20キロまで無料で預けられる。

 そして搭乗ゲートへ向かうが、待合スペースはなんとバニラエアと同じ。そして、全便がバスゲートからの搭乗となる。出発時間の約30分前となる朝6時25分ごろから搭乗が開始となり、春秋航空日本の王●(火へんに韋)会長と鵜飼博社長が初便に搭乗する乗客に記念品を贈呈。乗客はバスで搭乗機へ移動し、定刻の朝6時55分に広島空港へ向けて出発した。

春秋航空日本のチェックインカウンターは第2ターミナル1階のバニラエア国内線チェックインカウンターに隣接
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預ける荷物がなければ自動チェックイン機が便利
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初便の搭乗時には春秋航空日本の王●(火へんに韋)会長と鵜飼博社長が乗客に記念品を贈呈。初便の搭乗客数は座席数189に対して148人だった
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バスで機体のそばまで行き、タラップで搭乗
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