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同店の6kgの塊肉。部位は、和牛イチボ。和牛の同部位で6kgの塊を確保するには、イチボが最適だとか
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 2014年6月17日、渋谷にオープンした「炉窯(ろがま)ステーキ煉瓦(れんが)」では、約6kgの塊肉をそのまま、煉瓦造りの特注の炉窯で2時間以上かけてじっくり焼いている。

 焼き上がり時刻は毎日19時40分(金曜日のみ20時40分)が目安。その時間に合わせて来店した客全員で1つの塊肉をシェアして食べるというスタイルだ。開店時間の18時から焼き上がり直前の19時半まで(金曜日のみ19時~20時半)に入店する完全予約制で、焼き上がりまでは来店時間によって、アミューズから前菜、温菜までを楽しむ。メニューは塊肉をメインとしたコース(1人6800円)の1種類のみ。ただし21時以降はアラカルトにも応じるという。

 「塊肉を特注の炉窯で焼くからこそ引き出される、圧倒的なしっとり感、凝縮したうまみを味わってもらうには、このスタイルしかないと考えた」(運営会社のビアジェ 広報担当者)。当初は、「たとえ満席(18席)にならず、結果的にロスを出してでも、毎日6kgの肉を焼いて待つ」覚悟をしていた。しかしオープン直後から予約が殺到し、これまで連日、ほぼ満席状態。予想以上の盛況に、関係者も驚いている。「リスクをとってでも、店がこだわる焼き方を貫いた姿勢が、逆に興味を持ってもらえたのでは」(同社)。

(文/桑原 恵美子)

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