ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はファーウェイの格安スマホ「Ascend G6」をレビューする。3万円を切る価格でSIMロックフリーと、節約志向のユーザーにはピッタリ。初心者でも使いやすいだろう。

 ファーウェイ・ジャパンからSIMロックフリーの格安スマートフォン「Ascend G6」が登場した。一部の好事家の間では話題になっているモデルで、通信キャリアと契約して買うのではなく、本体だけを手に入れて自分でSIMを挿して使う。最近流行している格安SIMを利用するのが妥当な選択肢だろう。早い話が、Googleのスマホ「Nexus 5」とガチンコ勝負を狙った製品なのだ。

 いよいよスマホのSIMロックフリー化も見えてきており、また格安SIMのヒットでこの手の市場が賑わいそうな様相だ。実売価格が2万9800円という格安モデルの実力をチェックしていこう。ちなみに、ファーウェイは中国のIT系メーカーで、日本法人がファーウェイ・ジャパンとなっている。

 Ascend G6を箱から出した時、いい意味で驚いた。何ともまあ、普通なのだ。激安スマホというイメージはみじんもなく、質感も普通のスマホとほとんど同様である。液晶サイズが4.5型と、最近のモデルの中では小さめだが、この程度で頃合いだと感じる方も少なくないだろう。解像度は960×540ドットだ。ちなみに、Nexus 5は約5型で1920×1080ドットなので、解像度、サイズのどちらをとっても負けている。だが、ある程度で妥協できると思うなら十分だろう。

 これまではSIMロックフリーのスマホと言えば、マニアックなユーザーが買うものだった。ところが、Ascend G6の登場によって、節約重視でほどほどの製品で良いと思うユーザーの選択肢が登場したわけだ。

シンプルで大人っぽいデザインのAscend G6
[画像のクリックで拡大表示]
価格を考えれば質感は文句なしだ
[画像のクリックで拡大表示]
真ん中のNexus 5と比べると画面が小さいことがわかるだろう。右はiPhoneだ
[画像のクリックで拡大表示]