ホテルなのにチェックインカウンターがない!?

 「これがパーソナルスタイルか」と最初に感じたのは、チェックインのとき。なんと同ホテルにはチェックインカウンターがない。代わりにフロントデスク・ベル・コンシェルジュのサービスを包括して提供するスタッフ「アンダーズホスト」を配置し、ゲストは51階の「アンダーズ ラウンジ」のソファで好みのドリンクでも飲みながら、iPadの簡単な操作だけでチェックインを完了できる。急いでいる場合はゲストルームに直行してチェックインできるなど、個々のスタイルやニーズに合わせたやり方が可能だそうだ。

 またこの「アンダーズ ラウンジ」は宿泊客であれば部屋のカテゴリーに関係なく24時間、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクやクッキー、フルーツ、マフィンなどのフードが自由に食べられる。つまり、誰もがクラブフロアのような使い方ができるのだ。

 地域の個性を大切にし、その土地の魅力をデザインやサービスに取り入れるという姿勢は、ゲストルームの円形のバスタブにも感じた。スイートルームではよく見ても、スタンダードルームでこうした変わったデザインのバスタブを見たのは初めて。しかもこのバスルームはなんと、ゲストルームの4分の1の面積を占めるという。日本独特の風呂文化にちなんで採用したそうだが、たしかに手を大きく広げてのびのびと入れるこのバスタブは、日本人に大いに受けそうだ。

51階の「アンダーズ ラウンジ」は北海道のクルミの木材、和紙、御影石を使用し、落ち着いたリラックスできる空間を演出している
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最も客室数の多い「アンダーズ キング」のゲストルームは50平米とゆとりのスペース。写真は東京タワーが間近に見える「アンダーズタワービュー キング」。ライブエッジの木のテーブルや唐草色のカーペットは自然のイメージで、壁にはふすまや障子をイメージしたデザインをあしらっているという
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日本独特の風呂文化にちなんで、深くゆとりのある浴槽を採用
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ゲストルームはアルコールランプや和の茶器などクラッシックな雰囲気を感じさせる小物が置かれているが、最新のエスプレッソマシンも完備。和と洋のそれぞれの良さを取り入れている。ミニバーのソフトドリンクやスナック、市内電話などは無料
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