上野駅前で半世紀以上親しまれてきた「上野松竹デパート」が大型飲食総合施設「上野の森さくらテラス」に生まれかわり、2014年4月26日にオープンした。

 同施設の右隣にあった東宝系列の映画館「上野東宝ビル」は2005年に飲食施設「上野バンブーガーデン」としてリニューアル。左隣にあった「西郷会館」は2012年9月に「UENO3153」としてリニューアルしている(関連記事)。昭和、戦後の面影を色濃く残し、下町の印象が強かった上野駅不忍口~御徒町エリアが今、一大グルメスポットに変身しているわけだ。

 今回はオープンしたばかりの「上野の森さくらテラス」に足を運んだ。

JR上野駅不忍口側の目の前にオープンした「上野の森さくらテラス」は地下1階~地上3階で構成。「UENO3153」の東隣に位置し、外観には上野山台地の地層をイメージさせる横ラインを基調としたデザインを採用
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エスカレーターを備えた吹き抜け空間を建物中央に配置。天井からガラス越しに明るい光が差し込むので、施設全体が開放感に満ちている
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エスカレーターを昇り切り屋上に上がると、上野公園の西郷隆盛像、「上野の森美術館」前に出られ、公園の玄関口となる
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線路と道ひとつを隔てて接しているため、駅側に面した店はすべて迫力の電車ビュー。鉄道ファンに人気を集めそう。写真は「FAM's HOUSE」(2階)のテラス席
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新業態も続々。そば店「喜乃字屋」(1階)では自分でグラスからあふれるほどワインを注げる“升(ます)ワイン”を提供
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喜乃字屋で提供する変わりそばのひとつ「フォアグラエスプーマもり」(980円)。「鴨南蛮は脂がおいしい。ならばフォアグラも鴨の脂だからおいしいのでは」という発想で誕生したという。フォアグラをエスプーマで泡状にし、つゆの上にのせている。キワモノのようだが、意外にもフォアグラ風味のムースが麺にからんでよく調和し、そばを引き立てていた
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コッペパン専門店「イアコッペ」(3階)。下町の人気パン店の新業態で、3個から箱に入れてくれるので手軽な手土産として人気を呼びそう
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