洋服のトレンドと連動する水着ファッションの提案で業績好調のレディス水着メーカー、ミューラーン。後編は、2014年新作の「ボトム」に注目する。女の子が魅せる“ビーチなスタイル”に、流行の「ハイウエスト」を取り入れるとどんな装いになるのか? スカパン、タイトスカート、昭和の香りのするブルマー風パンツも堂々登場。また「ソフトブラジリアン」と名づけた面積小さめのパンツまで、今回もモデル着用にてご覧いただきます。


洋服のトレンドを水着にも取り入れる。ボトムの流行は「ハイウエスト」

 1999年に第1号店を出して以来、レディス水着製造販売のミューラーンはこの15年間に直営店を11店舗に増やした。急成長を遂げた理由として、取締役 商品企画部長の田村邦夫氏は、「商品の企画力と、SPA型販売スタイルの強み」を挙げる。「当時、水着メーカーはほとんどが卸売り主体。しかし弊社はユーザーの声を直接キャッチして、製品化へつなげた。そのサイクルの繰り返し」で業績を伸ばしたという。

 商品の特徴は「洋服のトレンド」との連動である。旬の流行を水着にも取り入れ、毎月新作を10型以上リリースする。「洋服でレースが流行れば水着もレース。花柄が流行れば水着も花柄。洋服だろうが水着だろうが、トレンドは一緒ですから」と田村氏。

 2014年の新作にも洋服のトレンドを取り入れている。その1つが「ハイウエストのボトム」だ。ファッション情報によると、「結局なんだかんだ言ってハイウエストなら今っぽく見える!!」(講談社「NET ViVi」)らしい。それに「久々のスカートブーム」(幻冬舎「GINGER」2014年5月号)で、バブル時代のボディコンを彷彿させるタイトスカートもナウい(古い?)状況だ。「ハイウエストでくびれを強調して!」(講談社「ViVi」2013年12月号)と女性誌はあおり立てる。短い丈のトップスと合わせて着こなしの重心を上におくと、スタイルがよく見えるという算段である。

 ミューラーンは「水着屋さん」として知られるが、この春、洋服のブランドを新しく立ち上げ、水着素材を使ったタウンウエアも提案する。下写真のスタイルはその一例、これもタイトスカートだ。水着と同じ素材で洋服を作るのは、「フィット感に優れて、よりボディコンシャスに見えるように」(広報担当・土屋直美さん)との狙いがある。

2014年春、ミューラーンが新しく立ち上げたアパレルブランド「GAVROUM」(ガブローム)も、新作水着ショーで披露された。これは水着素材のタウンウエアとして提案するスタイル
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こちらも水着素材を使用、ボディコンシャスな街着として提案する
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