ペン先が14金! プラチナ万年筆「14Kスタンダード」

プラチナ万年筆「14Kスタンダード」(5000円)。ペン先:14金、ペン種:EF・F・M、インク供給:カートリッジ/コンバーター両用。カラーバリエーションは、写真のブラックのほか、レッドがある
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 プラチナ万年筆の「14Kスタンダード」はその名の通り、この価格帯で14金のペン先を搭載しているのが何よりの特徴。おそらく、最も安価な“金ペン”だ。

 試しに書いてみると、紙へのしなやかなタッチに驚く。なぜ万年筆のペン先に金が使われているのかが、すぐに分かるだろう。もちろん、タッチは人それぞれに好みが分かれるものだが、しなやかさや柔らかさが万年筆ならではのタッチであることは間違いない。

 ペン先に金を使うのは耐久性の問題も大きいが、紙に柔らかく触れること、しっとりとした文字が書けるのも大事なポイントだ。よく、太字の万年筆で書く気持ち良さについて語られることが多いが、柔らかいタッチのペン先は細字を使うときに威力を発揮する。つまり、細字や極細のペン先でも紙に柔らかく当たり、しなやかに書けるので紙を削るカリカリ感もないし、スムーズにインクが出るから不必要に筆圧が強くなることもないのだ。そのため、万年筆らしい書き心地を損なわずに手帳やメモ帳に細かい文字が書ける。

 万年筆としての出来も良く、スリムながらキャップを尻軸に付けたときの重さのバランスが良く、とても書きやすい。ペン先は小さめだが、そのぶん、筆記時に文字の回りが見やすいので実用性は高い。予算をかけずに金のペン先の威力を試したいなら、ベストチョイスではないだろうか。

14金のペン先は小ぶりだが、紙へのタッチがしなやかで柔らかい
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プレートには「14K」の刻印がある
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プラチナ万年筆のコンバーターやカートリッジは大きめでインクがたっぷり入る
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この「14Kスタンダード」も尻軸にキャップを付けたほうがウエイトバランスが良くなる
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金ペンのタッチを体験するにはややペンを寝かせて書くとよい
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