本体・開閉ボタン付きの基本セットは6万9800円。人用センサー、ペット用センサーが付いたセットは各7万4800円、人用センサーとリモコン付きのフルセットは7万9800円
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一般家庭だけでなく、商店からの問い合わせも多いという
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 米国やフランス、シンガポールなど、世界12カ国以上で販売されてきた家庭用自動ドアキット「オートスライド」が日本に上陸し、注目を集めている。日本総代理店のアースウォーカートレーディング(広島県広島市)が2013年11月に販売を開始。問い合わせは月100件を超えるという。

 同商品はオートスライド本体と開閉ボタンのセットが基本。本体を取り付けた引き戸をモーターで動かすというシンプルな仕組みで、日曜大工感覚で簡単に自宅の引き戸が自動ドア化できる。引き戸の対応最大重量は50kgまで、最大開閉幅は約1mだ。50cmの拡張レールを付け足せば、幅広いサイズの引き戸に取り付けられる。ドアの開閉は無線式プッシュボタン付きのほか、人やペットが自由に出入りできる赤外線センサー付きなど、セット内容も多彩だ。

 これまでにも家庭用自動ドアは販売されてきたが、安いものでも30~50万円と値が張るうえに、設置費用も必要だった。その点オートスライドは10万円以内と安価なこと、個人で取り付けられることも人気の理由だそう。

 「高齢化が進み自宅での介護も増えました。またペットの数は子どもの数以上と言われています。こうした背景があるうえ、もともと日本の住宅は引き戸が多い。オートスライドは日本にぴったりの商品だと思いました」と担当の林慎二氏は話す。

 同社サイトやAmazonなどで取り扱い中。高齢者など自分で取り付けるのが難しい人には、工務店の紹介もしており、現在は20店程度だが、2014年中には日本全国で対応できるよう取り引きを拡大していく予定だ。

(文/廣野順子=Office Ti+)