連載第四回目となる今回は、「トーンカーブ」について解説します。前回解説した「レベル」のダイアログの中に「この設定をトーンカーブで調整」というボタンが表示されます。トーンカーブにはこのようなボタンが表示されないので、トーンカーブが明るさやコントラストを調整する最終段階といえます。これまでの、「明るさ-コントラスト」や「レベル」より高度な調整ができるので、画像の状態や目的に合わせて使い分けることでよりスムーズな調整ができるようになります。

Before
旅行で訪れた外国の街並を撮影。少し逆光ぎみなので露出をプラス補正で撮影したが全体にややくすんだような雰囲気になった
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After 1
とび気味の路面のトーンなどを残しつつ全体のコントラストを強めて色味を出した基本的な補正
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After 2
全体のコントラストをさらに強めて影を強調することで、日差しの強さを表現した補正
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 前回の「レベル」での調整では「After 1」のように調整できますが、「トーンカーブ」を使用すれば、ヒストグラムの両端を飽和(両端にかかるグラフが高い)させることなく「After 2」のような意図的な調整が可能になります