4月からの消費増税を前に、デジタル一眼カメラの売れ行きが好調だ。コンパクトデジカメと比べて価格帯が高いこともあり、「春~夏の行楽シーズンに備えて消費税が5%のうちに購入しておこう」という動きが活発になっているとみられる。

 キヤノンのEOS DIGITALシリーズでは、エントリーモデル「EOS Kiss X7」の人気がもっとも高い。シリーズの兄弟モデル「EOS Kiss X7i」や旧モデル「EOS Kiss X6i」と比べ、本体をひとまわり小型軽量に仕上げて使いやすさを高めた点が評価されている。発売からしばらくは割高感が敬遠されて伸び悩んだが、売れ筋のダブルズームキットの最安価格が6万円台後半にまで下がったことで値ごろ感が高まり、人気が加速している。

キヤノンの「EOS Kiss X7」。新設計の小型軽量ボディーを採用したことが人気を呼んでいる
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キヤノンの「EOS Kiss X7i」。X7にはないバリアングル液晶を備えるのがポイントだが、ボディーはやや大きく重い
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 このように好調なEOS Kiss X7だが、驚くことに早くも「在庫僅少」の告知を掲げるモデルが存在する。ボディーとレンズをホワイトに塗装した「EOS Kiss X7 ダブルレンズキット」だ。在庫切れで販売を終了した量販店も多く、値下がりが進むダブルズームキットとは対照的に販売価格は急上昇しており、数少ない在庫の争奪戦になりそうな気配すらある。

2013年11月に追加された「EOS Kiss X7 ダブルレンズキット」。ボディーとパンケーキレンズが専用のホワイトカラーになっており、通常モデルと比べてかなり印象が異なる
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