驚くほどの静音と振動吸収を実現する「静音・振動吸収キャスター R2」。写真は日経トレンディネットのオリジナル商品「BizAct-T」に採用されたR2
[画像のクリックで拡大表示]

 出張や旅行でお世話になることが多い、キャスター(車輪)付きのスーツケースやビジネスキャリー。重い荷物を持ち上げることなく運べるので便利なのだが、悩みの種は石畳やレンガが埋め込まれた道ではガタガタと振動することだろう。振動によって“ゴロゴロ”と大きな音がするし、平らな道に比べて荷物が重たくなってしまうのも不快だ。

 この問題を解決しようと、キャスターの改良に取り組んだのがカリタ エンジニアリングの苅田保志氏。彼が考案した「静音・振動吸収キャスター R2」は、今でこそ数万円で買える市販のスーツケースやビジネスキャリーに採用されているが、ここまで到達するには約10年の年月を要したという。

 小さい頃から“機械いじり”が大好きだったとチャーミングな笑顔で話す苅田氏に、静音・振動吸収キャスター R2を開発するうえでの苦労などを伺った。