連載第二回では、「明るさ」と「コントラスト」に機能について説明しました。写真のレタッチとしては、ほんの“さわり”の部分ですが、1つの処理をかけただけでも写真の印象がかなり変わることをわかってもらえたと思います。

 連載第三回となる今回は「レベル」について解説します。

 前回、「明るさ-コントラスト」のダイアログを表示させた時に気付いた人もいると思いますが、このダイアログには「この設定をレベルで調整」というボタンも表示されます。このボタンを押すと表示される「レベル」ダイアログは、メニューバーの「色」から「レベル」を選んで表示させることもできます。「レベル」とは、明るさやコントラストをより高度に調整できるものです。

 「レベル」を調整するためには、まず「ヒストグラム」というものを理解する必要があります。ヒストグラムは画像を調整するためには欠かせない要素で、これを理解することでレタッチの幅をより広げることができます。

Before
旅行先で、空がとても印象的だったのでパチリ。家に帰って画像を開いてみると、ちょっと明るめになっているせいか、印象とは全く違う写真になってしまいました
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After
そこで、「レベル」を使用して調整。全体のトーンが引き締まり、深みのある印象通りの空に仕上がりました
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