ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はソニーのファブレット「Xperia Z Ultra」を取り上げる。6.4インチという微妙なサイズの液晶を搭載するこの製品はスマートフォンなのか、タブレットなのか!?

 最近はタブレットのサイズがやたらに増えてきた。登場当初は10インチクラスが中心で、そこに7インチが登場。またWindowsタブレットでは8インチの製品が主流だ。さらに「ファブレット」とも呼ばれる下のサイズも1つのカテゴリーを作っている。今回紹介する「Xperia Z Ultra」は、まさにファブレットサイズの6.4インチ液晶を採用するモデルだ。

 このクラスの端末は「GALAXY Noteシリーズ」のようにスマートフォンとして製品化されることが多かった。Xperia Z Ultraも回線込みで購入できるのだが、Wi-Fiモデルも登場している。ちなみに、auではスマートフォンとして位置付けているが、Wi-Fiモデルはコンパクトなタブレットだと思えばいい。

 Xperia Z Ultraの本体サイズは、スマートフォンとタブレットの中間といった印象だ。横幅はパスポートサイズの92mmで、僕の手ならスマートフォンのようにわしづかみにできる。とはいえ長さは179mmもあるので、ポケットに入れて持ち運ぶにはちょっと長いかもしれない。

 素晴らしいのが薄さで、なんと6.5mm。iPhoneやiPad miniよりも薄いのだ。さらに、212gと軽いので長時間手に持っていても負担が小さい。質感も満点を付けていいだろう。フレームにアルミを採用しているだけあって、手に伝わる“しっかり感”が素晴らしい。細部の完璧な仕上げも物欲を満たしてくれるはずだ。

Xperia Z Ultraは、6.4インチ液晶を搭載するファブレットだ
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背面はシンプルな光沢仕上げ
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iPhoneと比べると相当大きいが、iPad miniよりはかなりコンパクト。スマートフォンとタブレットの隙間を埋める製品なのだ
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厚さ7.6mmのiPhone 5sより1mm以上も薄いのには驚かされた
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