連載第一回では、「GIMP」を使ってできることをざっくりと解説しました。市販のレタッチソフトに匹敵する機能を持つGIMPは“無料”で使えるソフトですが、公式ページでは寄付も募っています。いろいろと使ってみて「素晴らしい!」と感じたら、その気持ちを寄付するのもいいでしょう。

 連載第二回となる今回は、レタッチの基本ともいえる「明るさ」と「コントラスト」の調整をしてみましょう。

 最近のデジカメやスマートフォンは機能が向上し、シャッターを押すだけで自動的に被写体に露出が合い、撮影が行われます。逆光などで人物を撮影しても、昔のように「顔が真っ黒!」というようなことはほとんどなくなりました。ただ、それでも「もう少し明るくしたいな」と思うことも多々あります。人物の顔が明るくなれば表情もよく分かり、そのときの気持ちや周りの雰囲気も思い出としてよみがえるかもしれません。

Before
例えばこんな写真。海辺で子供が振り向いて、笑顔を見せた瞬間をパチリ。でも、家に帰ってから画像を見てみると、逆光気味だったためか顔がやや暗くなってしまいました
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After
そこで逆光写真の「明るさ」と「コントラスト」をGIMPで調整。表情が良く見えるようになったほか、太陽が照りつける岩場の立体感も出ています
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