すでにヨーロッパでの展開が話題に。近い将来は日本でも!

 商品は、今年6月よりベルサイユ宮殿、庭園内のショップ、そしてパリの高級食料品店、インターネットで販売が開始された。今後は、国内の主要空港内ショップ、高級免税店、国立有名美術館内ショップなどでの販売も予定している。フォションやエディアールと同等のポジションを狙い、フランスのみならず、インターナショナルで展開していくことをプロジェクト段階から目標にしている。例えばすでに販売が開始されているベルギーをはじめ、イギリス、スペイン、ドイツ、モナコ、イタリアなどの欧州諸国はもちろん、ニューヨーク、モスクワ、ドバイ、北京、リオデジャネイロなどの都市での販売が計画されている。日本に関しては、西武百貨店と話が進んでいるようだ。またスカンジナビアの客船内の免税品店などでの販売も予定しているという。

 ちなみに値段は・・・コリアンダー風味のグリンピースの瓶詰め220g/7.35ユーロ、オリーブ風味茄子のキャビア120g/6.80ユーロ、イチゴと葡萄のジャム250g/9.35ユーロ、フォアグラ190g/59.40ユーロ、カレー風味カボチャのスープ500ml/9.80ユーロ、ラベンダーとバニラのシロップ250ml/11.90ユーロ、蜂蜜の飴80g/7.90ユーロ。日本円にすると1000円前後から揃う。

 数世紀前の王の味覚のお裾分けが楽しめるとしたら、高くはないかも。 発売してまだ数カ月だが「なぜ今までなかったのか」という商品に対するポシティブな感想が多く聞かれるという。

 日本で2007年に公開されたソフィア・コッポラ監督による映画「マリー・アントワネット」は、このベルサイユ宮殿で撮影されており、ルイ16世とマリー・アントワネットの芸術作品のような美食が並ぶ食事のシーンが何度かある。このヴェルサイユブランドの食品、そんなシーンを思い浮かべながら味わってみるのも一興だろう。

(文/永末亜子)