フランスを代表する豪華絢爛な建築物、ベルサイユ宮殿 (c)studio Bouroullec
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 太陽王ルイ14世により建てられた豪華絢爛たるベルサイユ宮殿。17世紀のフランス絶対王政の象徴的建築物であり、当時としては前代未聞の、水のない土地に水を引いて造られた噴水がある庭園の美しさでも名高い。この城は、マリー・アントワネットが贅沢な日々を営み、1789年のフランス革命を引き起こすきっかけになるなど、世界史に大きく記されている。現在では、観光地として世界中の人々を魅了し、フランスを訪れる日本人にとっても見逃せない場所だ。

 このベルサイユ宮殿が、その名を冠し、宮殿マークもそのまま使用した高級食料品 「 Chateau de Versailles - Epicerie Fine ベルサイユ宮殿-高級食料品」の発売を2013年6月より開始した。

ルイ14世とマリー・アントワネットの好んだ味が揃う
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 ご存知の方も多いと思うが、ベルサイユ宮殿と食の関係は、かなり深い。ルイ14世は、ベルサイユ宮殿に優美なフランス庭園のみならず、菜園や果実園も作っており、そこでは当時の先駆的な農園家や農学者たちが、新しい野菜や果物、ハーブ作りの実験、研究に挑んでいた。そしてそれらの素材を美食に昇華するために、城内のキッチンでシェフ達が日々努力を重ねていた。すべては王の日々の食卓はもちろん、宮廷人の食卓や城で催されるパーティーを、今までに見たことも聞いたこともない食材によるバリエーションに富んだ料理で彩るためだ。高級フランス料理の基礎は、この時代に生まれたと言っても過言ではない。