UVは実際にダニに効くのか?

 レイコップSMARTの口コミ掲示板の「結局のところ」というスレッドで、「この商品には賛否両論あるようですが、結局のところ効果はあるんでしょうか」という質問が上がっていた。

 「学生で土日も学校にこもっていたりするので、長時間布団を干すタイミングあまりなく、この商品が気になっています。レビューや口コミを読み流した程度なので、見落としがあるかもしれませんが、よく議論に上がっているのは

・UV効果ではダニを死滅できない
・目に見える髪の毛等のごみを吸わない
・フィルターの掃除が面倒・うるさい
・重い
・パワーがない

 このうち上から3つは、商品の特性を十分に理解せずに購入した人の文句だと思います。音に関しては一応掃除機の分類ですから夜にかけられないというのは少し見当違いに感じます。重さはベッド一式掃除するのがかなりしんどいならちょっと考えものです。パワーについては、ダニを据えているのか不安なほど弱いのでしょうか? というのが私の感想です」

 これに対し、いくつかの回答が寄せられていたので紹介したい。

 「時間がないのはわかりますが、布団を天日干しの後、決して叩いたりせず、ゆっくりゆっくり(ここポイント)掃除機掛けに勝るものはありません。紙パック式掃除機+ミラクルジェット(編集注:サードパーティー製の掃除機ノズルhttp://www.miraclejet.jp/)をご検討ください。結果的には良かったと思って頂けるはずです。理由は吸い込んだ微細ゴミ、ダニ、死骸を二度と拡散させることがないためです」

 「これが本当に有効かどうかは判りませんが、知っている事実から推測します。まず、並みの威力の掃除機で布団の掃除機がけをしたとしても、取れるのは全体の2割程度なんです。ですから、それよりも著しく吸引力が低いであろう同機に、吸引力での掃除機以上の働きを期待するのは酷かな? と思ってしまいます。

 まあ、レイコップの最大の売りは紫外線照射なのでしょう。仮に、紫外線(UV-C)の照射で死滅してくれれば言う事は無いのでしょうが、その辺りは中立的な文献を見つける事が出来なかったので判りません。こういう事例は、生活センターが動いてほしいものです。

 現在判っている、生活上普通に出来そうなダニに有効な方法は、50度以上の熱ぐらいです。(しかも、結構な長時間)」

 「『所さんの目がテン!』でダニが掃除機に吸われまいとして爪で布団の繊維をつかんでいる衝撃の映像が公開されました。ダニは我々が考えているよりずっとタフで洗剤に浸けても生きているそうです。つまりコインランドリーの大型乾燥機で何分かかけて高温状態にしないと壊滅させられないようです」

 実際、レイコップ・ジャパンのWebサイトでは「紫外線でダニを死滅させる」とはうたっていない。ふとんを叩いて浮き上がらせ、回転ブラシを併用してホコリを吸引しつつ、紫外線ランプで殺菌するというのが一連の流れだ。UVランプの効果の有無は別として、同スレッドでは以下のような意見もあった。

 「うちは子供がハウスダストのアレルギー持ちなので軽減するために買いました。結果は購入してよかったと思っています。明らかに子供の調子が良くなったからです。ほぼ毎日使用しています。子供にはプラセボ効果って言うんでしょうか、思い込みによる改善みたいなことはないと思うので、この製品には一定の効果があると私は思っています。パワーは確かに感じませんが、効果が感じられるので必要十分ということなのでしょう。

 ただ、この製品がベストかどうかはわかりません。UVとかパワフルたたきが効果的なのではなく毎日かけていることがいいのかもしれませんし、そういう意味では掃除機+ふとんアタッチメントのほうがいいかも知れません。まあふとん専用ということをうたっているのと、吸い込んだ結果が見えるというのは、商売上手とは思います。重さは若干重い気もしますし、技術的にはコードレスにできそうな気もしますが、ダブルベッド+シングルベッドに毎日使おうという気になれる程度の使い勝手ではあります。

 で、結論としては、アレルギー対策であればお勧めしますが、ふとんを干す効果はダニ対策だけではなくで精神的なものとか湿気とかもあると思うので、その辺も含めて効果というのであれば布団乾燥機をおすすめします」

 レイコップRSは10月に登場したばかりの新モデルで、ある家電量販店のコンシェルジェは「発売当初からかなり注目度が高く、実際によく売れている」と語る。「ふとん専用掃除機」がどのように発展していくのか、今後とも目が離せないところだ。

(文/安蔵 靖志=IT・家電ジャーナリスト)