2013年10月26日と27日の2日間、東京・青山で「秋のヘッドフォン祭 2013」が開催された。イヤホン・ヘッドホンのほか、USB DAC(デジタル・アナログ・コンバーター)やヘッドホンアンプ、携帯音楽プレーヤーなどさまざまな機器を試聴できるイベントで、若いオーディオファンが多数集まった。

 ヘッドフォン祭で展示された製品の中から、筆者が注目したものを紹介していこう。

2013年10月26日と27日の2日間、東京・青山で開催された「秋のヘッドフォン祭 2013」
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発表されたばかりの密閉型ヘッドホン「SRH1540」などが注目を集めていたSHUREのブース
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実売約50万円! 驚異的な解像感に震える「Edition 5」

 今回最も注目されたヘッドホンの一つが、タイムロードが取り扱う独ULTRASONEの「Edition 5」だ。全世界555台の限定販売で、価格は49万3500円という超高級モデルだ。

独ULTRASONEの「Edition 5」を展示していたタイムロードのブース
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 650年から8500年ほど湿地帯に埋もれていた樫の古木を利用したという木製ハウジングが大きな特徴。40mmのドライバーユニットを搭載しており、再生周波数帯域は5Hz~46kHz。

木製のハウジングを採用しているのが大きな特徴の「Edition 5」
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 タイムロードのブースでは、Edition 5を試聴するために多くのオーディオファンが列を作った。用意されたロック、ジャズボーカル、クラシックの3ジャンルの曲を試聴した後に、ユーザー個人の携帯音楽プレーヤーで試聴するというスタイル。

 実際に試聴してみると、音の粒子感のようなものがハッキリと感じられる。幾層にも重なっている音が混然一体に溶け合うのではなく、一つひとつの音の粒子がしっかりと形を保っている印象だ。

 着脱式のケーブルはMMCX形式のコネクターを採用しているため、数多くの市販ケーブルを利用できる。ケーブルを交換して聴き比べてみるというのも楽しそうだ。