台北市の政治経済の中心地といえる信義エリアの市政府前にある公共の砂遊び場にて。週末は多くの家族連れでにぎわう。父親が子どもの相手をしている姿は、台湾ではごく普通の光景
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 夫婦共働きが当たり前の台湾では、お父さんが育児を手伝うのは当然のこと――と言うと聞こえはいいが、台湾の一般家庭では子どもを育てるには共働きしなければならないという背景が垣間見える。

 “夫婦で子育て”といっても、男性は残業が多かったり、仕事内容がシビアなうえハードであるというのは日本と同じ傾向といえるだろう。そんな台湾のお父さんたちの子育て事情が明らかになる調査がこのほど公開された。

 アンケート調査「2013年お父さんのイメージ大調査」は、2013年8月8日の父の日にちなんで行われた。実施したのは台湾の児童福祉連盟(兒童福利連盟)。2013年5月16日~6月14日の期間に、台湾の小学5、6年生を対象に行われた。有効回答数は1291人。

 子どもたちがお父さんに付けた点数の平均点が87.1点と高得点だったこと、「もう一度お父さんを選べるとしても、今の自分のお父さんを選ぶ」と答えた子どもが8割もいたことに注目が集まった。

 しかし一方で浮き彫りになったのは、台湾の多くの父親が、子どもと一緒にいる時間を取れていないことだ。