モデルも自分も軽いフットワークで

 全身、上半身、顔のアップ、しゃがんでもらう、座ってもらう、寝転んでもらうなどのパターンに、モデルの左右両方向からと縦位置と横位置でのカットも加えよう。撮影カット数を稼ぐとモデルも乗ってくるし、あとあと見返したあとにバリエーションカットの中から「お、こっちサイドの写真いいな!」などと意外性のある写真を発見することもできるのだ。

モデルと話を交わしながら、あちこち動いたり、見上げたり…。同じ場所でもモデルとの関係でバリエーションは生まれる
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 もちろん1パターン撮影時に複数枚撮影するのも忘れずに。モデルに表情の変化もつけてもらい、ポーズもいくつか試すとバッチリ。いいカットが撮れたら、すぐにその場でお気に入りのアプリで加工してモデルに見せる。写真のイメージをモデルと共有して次のカットの撮影に入るといい結果が生まれる。

顔のアップを前回も紹介したアプリ「moreBeaute」で美肌加工
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座ってもらったところを「Photo fx」で柔らかい印象に仕上げた
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「Photo fx」ではフィルターをかけた状態が表示されるので、ここから選ぶ
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最近よく使うアプリ「Snapseed」で印象的に仕上げた例。このアプリを使った加工は次回以降でご紹介する予定
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(モデル:西川阿紗美=スーパーウィング)
(写真・文:三井公一=サスラウ)

三井公一(サスラウ) Koichi Mitsui
氏名 iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。著書にはiPhoneで撮影した写真集「iPhonegrapherー写真を撮り、歩き続けるための80の言葉(雷鳥社)」、「iPhone フォトグラフィックメソッド(翔泳社)」がある。公式サイトは http://www.sasurau.com/、 ブログは http://sasurau.squarespace.com/、 ツイッターは @sasurau