大きさは幅8\.7×奥行8\.4×高さ30\.0cm。カラーはオフホワイト、レッド、オリーブグリーンの3色で、価格は2100円(画像クリックで拡大)

 夏になると水分補給で冷たいお茶を飲む機会が増える。そのお茶を茶漉し(ちゃこし)を使うことなく、手軽に作れるフィルター一体型の水出し茶用ボトル「フィルターインボトル」が売れている。製造・販売元は、1921年創業で、独自に耐熱ガラスを開発し、家庭用のサイフォンや茶器などを製造してきたHARIO(ハリオ/東京都中央区)だ。

 フィルターインボトルはスリムなボトルと帽子のようなキャップの水出し茶ボトルだ。注ぎ口の中側がフィルターになっているので、ボトル本体に直接茶葉を入れ、上から水を注ぐだけでお茶を作ることができる。

 2012年12月下旬から出荷開始。全国の店舗に並び始めたのは3月末頃だが、水出し茶のシーズンである夏を前に、3万本超えのヒットとなっている。人気の大きな理由は、ワインボトルのようなデザインにある。「食事どきに、水出し茶をワインのように、もっと楽しんでほしい、ということからワインボトル型のデザインにしました」(広報 辻本真理子氏)といい、従来のシンプルなポットと違い、食卓の上の雰囲気づくりができるので、テーブルコーディネートにこだわる人にも好評だそうだ。お茶は低温でゆっくり淹れることで甘み成分のテアニンやうま味成分のアミノ酸が引き出され、ビタミンCも壊されずに飲める。何より水出し茶は手軽なので、専用の茶葉が増えている。

 辻本氏によると、3月末頃には商品の生産が追いつかなくなり、4月から増産体制をとっている。

(文/北本 祐子)