「@」が打てない……英語配列と認識されたキーボードを日本仕様で使う手順

 さて、使い勝手の良いキーボードを接続して快適に利用できるのはうれしいのですが、ひとつ問題が発生しました。「@」が打てず他の記号が入力されます。また、キートップに表記されている文字とキー入力で出てくる文字が違っています。

 これは、キーボードがWindows 8に英語配列として認識されているために起こる現象。そこで、日本語キーボードとして認識させるための作業を行いました。

 この問題を解決するには2つの方法を試す必要があります。

 ひとつはコントロールパネルから[キーボード]のドライバーを最新のものに更新する方法です。ただし、残念ながらわたしはこの作業だけではうまくいきませんでした。後述の2番目の作業を行ったあと、無事日本語キーボードとして使えるようになりました。一度だけの作業ですので、同じ現象が起きている方は試してみてください。

 なお、この方法はマイクロソフトのサポートにも記載されている解決法ですので、ご安心ください。

手順は以下のとおり。



まず、1つ目の手順です。コントロールパネルから修正を試みます。

 1)[コントロールパネル]→[ハードウェアとサウンド]→[デバイスマネージャー]→[キーボード]から接続しているキーボードのプロパティを開き[ドライバー]のタブをクリック

 2)[ドライバーの更新]をクリックし、[コンピュータを参照してドライバー ソフトウェアを検索します]→[コンピュータ上のデバイス ドライバーの一覧から選択します]をクリック

 3)キーボードのプロパティの更新画面。[互換性のあるハードウェアを表示] チェックボックスをオン→オフに変更

 4)プロパティを具体的に変更。[製造元]から [(標準キーボード)]をえらび、現れた[モデル] から [日本語PS/2キーボード(106/109キー Ctrl+英数)] を選んで [次へ] ボタンをクリックまたはタップ

 5)[ドライバーの更新警告] が表示された場合は [はい] ボタンをクリック

 6)“ドライバーソフトウェアが正常に更新されました”と表示されたら [閉じる] ボタンをクリック。再びプロパティの設定画面に戻るので[閉じる]をクリック

 7)Windows 8を再起動

 続いて、2番目の手順です。USB キーボードで上記の処置を実行しても問題が続く場合、次の手順でレイヤードライバーを変更することで、106/109配列で使えるようになることがあります。レジストリに手を加えるので、少し心配になる方もいらっしゃるでしょうけれど、慎重に進めれば大丈夫です。念のために、変更を加える前に復元ポイントを設定しておくとさらに安心ですね。

 1)アプリの検索窓に「regedit」と入力し、レジストリエディターを起動する

 2)HKEY_LOCAL_MACHINE \SYSTEM \CurrentControlSet \Services \i8042prt \Parameters を開く

 3)それぞれの値を以下のように変更する
  ・[LayerDriver JPN] kbd106.dll
  ・[OverrideKeyboardIdentifier]PCAT_106KEY
  ・[OverrideKeyboardSubtype] 2、16進数
  ・[OverrideKeyboardType] 7、16進数

 4)レジストリエディターを終了し、Windows8 を再起動する

アプリの検索窓に「regedit」と入力し、レジストリエディターを起動する
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリエディタ-の画面。[HKEY_LOCAL_MACHINE]→[SYSTEM]→
[CurrentControlSet]→[Services]を開く
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリエディタ-の画面の続き。さらに[i8042prt]→[Parameters]を開く
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリの修正。[LayerDriver JPN]の値を「kbd106.dll」に修正
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリの修正。[OverrideKeyboardIdentifier]の値を「PCAT_106KEY」に修正
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリの修正。[OverrideKeyboardSubtype]の値を「 2」、16進数にチェックを入れて修正
[画像のクリックで拡大表示]
レジストリの修正。[OverrideKeyboardType]の値を「7」、16進数にチェックを入れて修正
[画像のクリックで拡大表示]