タブレット市場では当初、高級感あふれるデザインのiPadシリーズが他を圧倒する売れ行きを示していた。その一方で、機能・デザインはやや劣るものの、価格面でiPadシリーズに勝る割安なモデルも人気を集めている。その筆頭が、Googleが独自に販売している「Nexus 7」だ。1万9800円(16GBモデル)という驚きの価格を実現し、国内のAndroidタブレットとしては最大クラスのヒットを記録した。

 Nexus 7よりもさらに割安なことで話題になったのが、アマゾンの7インチタブレット「Kindle Fire HD」(1280×800ドット)だ。同モデルの販売価格は1万5800円(16GBモデル)。HDディスプレイを採用していない「Kindle Fire」(1024×600ドット)はさらに安く、1万2800円で購入できる。一回り大きい8.9インチディスプレイを備える「Kindle Fire HD 8.9」(1920×1200ドット)も、このクラスのモデルとしては割安な2万4800円で販売されている。

 「とにかく安い」ということが、Kindleシリーズの最大のポイントといえるが、実際の使い勝手や機能性はどうなのだろうか。今回はKindleシリーズの売れ筋モデル「Kindle Fire HD」をチェックしよう。

7インチのディスプレイを備える「Kindle Fire HD」。8.9インチの「Kindle Fire HD 8.9」もラインアップしている
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