キャリブレーション対応液晶の定番はEIZO「CX」、WQHD需要も増大中

 液晶ディスプレイにおけるハイエンド志向には、デザイン分野での色再現性を重視する層や、より高解像度を求める層、3位「VG248QE」のような機敏さを求めるゲーム層など、さまざまなニーズがある。そのうち、デザイン分野で定番の人気があるのが、EIZOの「CX」シリーズだ。特に、24型でキャリブレーターが付属するモデル「CX240-CNX」が売れているという。価格は10万4800円だ。「色表現の正確性を極限まで追求できるので、プロユースで写真や映像、デザインを扱う人に売れています。ムラの少なさや細かな調整具合などの信頼性ではダントツですね」という。

EIZO「CX」シリーズ
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 高解像度志向ユーザーには、2560×1440ドットのWQHD液晶がニッチながら注目を集めるようになってきている。同店の売れ筋は、デルの27型モデル「U2713HM」だ。価格は4万9980円。「フルHDの約1.8倍の情報が表示できるので、複数のウインドウを同時に立ち上げて作業する人に注目されていますね。全体的にまだ高価なので売れ筋上位には上がってきませんが、近い将来にこちらの解像度が主流になる可能性はあると思います」とのことだ。

デル「U2713HM」
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●はみ出し情報…Windows 8向けタッチ液晶の人気モデルは「S2340T」

 特殊なジャンルとして、Windows 8に対応するタッチ操作対応液晶のニーズも増している。ディスプレイ単体でも複数台のラインアップが店頭に並んでいるが、なかでも人気があるのはデルの23型モデル「S2340T」という。価格は5万4980円だ。「Windows 8対応タッチ液晶のなかでもレスポンスが良いと評判です。そのうえ、画面が真上を向くところまで傾けられるので、向かい側の人と画面上で将棋を指したりできます。8の新機能を堪能したいという人にお薦めですよ」という。

デル「S2340T」
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著 者

古田 雄介(ふるた ゆうすけ)

1977年生まれ。建設業界と葬祭業界を経て2002年にライターへ転職し、テクニカル系の記事執筆と死の周辺の実情調査を進める。「古田雄介のアキバPick UP!」(ITmedia PC USER)「インターネット跡を濁さず」(d.365)「ネットと人生」(インプレス シニアガイド)などを連載。