今年、ようやく国内で普及しそうなアイテム。それは「活動量計」だ。馴染みの少ない商品のため「歩数計」を連想し、「それって高齢者向け商品じゃないの?」と思う人もいるだろう。だが、それは間違い。歩数に加えて消費カロリーなど、個人のさまざまな活動量を計測できる商品だ。代表格は、米国で販売されている米NIKEの「NIKE+ FuelBand」や米Jawboneの「UP」。腕に装着するバンド型で、いわゆる歩数計のイメージはどこにもない。

2012年1月、米国で発売した「NIKE+ FuelBand」(http://www.nike.com/us/en_us/c/nikeplus-fuelband)(米NINE)。当初、国内でも昨年秋に発売……という話があったが、正式にはまだ
2011年11月に発売したJawboneの「UP」(http://jawbone.com/up)。一時期販売を停止したが、2012年11月に改良版の販売を開始した。国内でも年内の販売を予定する

 活動量計に注目する理由は、スマートフォンやパソコンと連携するところにある。Bluetoothなどの通信機能が搭載されていて測定結果を、ワイヤレスでスマートフォンやパソコンへと転送できるのだ。そのデータはスマートフォンやパソコンから、オンライン上の専用サイトにアップロードされる。つまり1日の自分の活動状況がクラウド上で把握できるのだ。普段、運動を全くしない筆者にとって、手間を掛けずに健康管理ができるピッタリな商品といえるだろう。

 こうした活動量計、昨年頃から同業のIT系ライターで利用者が増えはじめた。気になったので一時期、海外から取り寄せ、もしくは並行輸入品を買うことも考えた。でも、認可が必要な通信機能を使う製品ということもあり、国内販売を待っていたのだ。

 そんな矢先、思わぬ伏兵が現れる。「Fitbit」というワイヤレス活動量計だ。国内では「Softbank SELECTION」の製品として、上位モデルの「Fitbit One」(実売価格:9980円)と、下位モデルの「Fitbit Zip」(実売価格:5980円)の2種類をソフトバンクBBが販売するという。先週3月13日に発表され、2日後の15日に販売された。まさに“ホヤホヤ”の活動量計だ。

 ようやく登場したスマートフォン時代の活動量計だが、果たして国内で定着するのか? さっそく自腹でFitbit Oneを購入し、使い勝手をテストした。

Softbank SELECTION(ソフトバンクBB)として販売が始まった、「Fitbit One」(http://www.fitbit.com/jp/one)(実売価格:9980円)と「Fitbit Zip」(実売価格:5980円)