アップルは2013年3月6日、電子書籍ストア「iBookstore」で日本語版コンテンツの配信をスタートした。iTunesストアで提供している「iBooks」アプリ(無料)で利用できる。日本語版を利用するためには、最新版のiBooks 3.1 とiOS 6.1へのアップデートが必要になる。

iPad miniで「iBooks」アプリ(無料)を開いたところ
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 iBooksはiOS(iPad/iPhone/iPod touch)にのみ対応しており、WindowsやMac OS、Androidには対応していない。iPadやiPhoneなどiOS機器の間でデバイスが違っても続きを読めるマルチデバイスに対応している。

 講談社や角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎、光文社、アスキーメディアワークスなどさまざまな出版社が配信しており、スタート時で数万冊をラインアップしているという。

iTunesでiBookstoreを開いたところ
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 2012年10月24日にアップルが「iPad mini」を発表したのと同じ日に、アマゾンが電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」とタブレット端末「Kindle Fireシリーズ」を日本で発売すると発表した。それはまさに電子書籍界の“黒船”が来航したといえるほどのインパクトであった。

 専用ハードウエアとともに5万冊以上もの電子書籍を取りそろえる「Kindleストア」をオープンし、専用端末だけでなくiOS、Android対応のさまざまなスマートフォン・タブレットに対応するアマゾン。対抗するアップルは、どのような形で差異化を図っていくのだろうか。両ストアのラインアップやコンテンツから探っていくことにしよう。

アマゾンが日本で2012年10月24日にスタートした「Kindleストア」
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