Wii U発売とともに、やはり登場したWii Uもどき。中国人からも「またか……」とあきれられるその実力は? またWiiが発売された2006年末からはや6年、威力棒Viiが発売された2007年末から5年強がたったにもかかわらず、本家Wiiを目指したニセモノが新登場。威力棒Viiの当時から少しは改善はされたのか……。

3DS XLが中国でもひっそりと登場

 2012年12月、ゲーム機の新ハード「iQue 3DS XL」が中国で発売された。iQueは中国向けにローカライズされた任天堂のハードとソフトを販売する企業で、当連載においてもiQueデビューとなった中国版ニンテンドー64こと「神遊機」を紹介している。

 iQue 3DS XLは、上海のショッピングエリアでキャンペーンが行われたものの、ゲームショップなどでもほとんど見かけない。そもそも3DSで遊んでいるユーザーさえ今まで見たことがないという状況だ。Nintendo DSのころは、中高級マンションで子供たちが遊んでいるのを何度か見かけたことがあるのだが……。

 iQue 3DS XLの特徴は、Nintendo 3DS LLのバンドルソフトに加え、最初から中文化されたスーパーマリオ3Dランドとマリオカート7がバンドルされている点にある。カラーは白、銀、紅金の3色からなり、それぞれの色で天板にマリオの絵が描かれている。今のところ新タイトルはないが、iQue DSのゲームを追加できるとのことだ。

iQue 3DS XL。価格は1699元(2万5000円弱)
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 そして本家をよそに、3DSにそっくりなボタン配置のAndroidデバイスが登場した。海賊版ソフト遊び放題という仕様で、実売価格は350元(約5000円)だが、だからといってAndroid搭載スマートフォンやタブレットと変わるわけではなく、特に人気があるわけではない。

 この製品は金星(JXD)というメーカーがリリースしたもので、このメーカーはほかにもWii Uの専用コントローラー「Wii U GamePad」とボタン配列を似せたAndroidデバイスもリリースしている。もちろん、こちらもそれほどの人気はない。

 ちなみにゲーム機自体の人気が下がっていることは、最近の記事「中国のゲームショップがピンチ!? 中国でのゲーム人気の将来は?」でも紹介した。加えて言えば、中国全土に店舗を展開するゲームショップ「TGBUS」のネットショップでの月間の売り上げは多いハード順に、PSP(1180台)、PSVita(290台)、3DS(165台)、Xbox360(95台)、PS3(75台)、Wii(50台)、PS2(42台)、Wii U(6台)となっている。ソニー製ポータブルゲーム機の人気はいまだ根強いようだ。

1面画面ながら、ボタン配置がそっくりなAndroidデバイス。液晶サイズは5インチ
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Wii Uにそっくりな金星製のAndroidデバイス
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金星製のPSPもどき。実売価格300元(4500円弱)
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どこの大都市にもあるゲーム店チェーン「TGBUS」。最近は客が減っている
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