NTTドコモのスマートフォン春モデルが好調に売れている。一番人気は、春モデルの発表会でNTTドコモの加藤社長みずから「イチ押しの製品」と宣言した、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z SO-02E」だ。美しいデザインのスリムボディーに、フルHD対応の5型液晶パネルや日本向け機能を搭載した点が評価されている。GfKの販売ランキングでは、初登場で1位を獲得して以来、ずっと首位をキープしている人気ぶりだ。価格.comの人気ランキングでも、スマートフォンの分野で1位を獲得している。レビューの評価も4.65と高い水準をキープしており、購入者の満足度も高いことがうかがえる。

 最大のライバルといえるのが、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の「ELUGA X P-02E」だ。人気ランキングこそ2位となっているが、口コミ掲示板を見ると「Xperia Zを購入するつもりだったが、ELUGA Xを買ってしまった」といった書き込みが多いのに驚かされる。Xperia Zから思わず“浮気”してしまうELUGA Xの魅力は、どこにあるのだろうか?

一目惚れする人が多いXperia Z、“遅咲き”のELUGA X

 Xperia Zで人気を集めているのが、ディスプレイ面と背面を強化ガラスパネルで挟んで透明感を演出したデザインと、厚さ7.9mmのフラットな薄型ボディーだ。口コミ掲示板でも「デザインのセンスはスマホで一番」「Xperiaらしいスマートなボディーが気に入った」と、デザインを評価する声が多い。フルHDの解像度に対応した5型の液晶パネルや防水設計など、最新のハイエンドモデルらしい性能の高さや充実した装備も注目されている。

ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z SO-02E」。フラットなデザインや充実した装備への評価が高い
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 Xperia Zは、「スリムなデザインに一目惚れ。性能も高いので、端末を見ずに予約した」といった指名買いが多いのが注目される。発表直後からWebサイトなどでデザインやスペックをチェックし、店頭などで実機を目にすることなく購入を決めた人も多かったようだ。

 かたや、ELUGA Xは“遅咲き”といった印象だ。Xperia Zと肩を並べるハイスペックぶりにもかかわらず、これまでスマートフォンでほとんど実績がなかったパナソニック製ということで、発売前の注目度はかなり低かったのが事実だ。

パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の「ELUGA X P-02E」。Xperia Zと同じフルHD対応の5型液晶を搭載したハイスペックモデルだ
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