スマートフォンの操作に合わせて噴水が踊り、タクシーが跳ねる。そんなauの「4G LTE」のCMの世界観を具現化したイベント「FULL CONTROL TOKYO」が1月29日に開催された。東京タワーまでをも取り込んだそのイベントからは何が見えてくるのだろうか。

CMの世界観を具現化、スマートフォンで噴水やタクシーを操作

 渋谷のスクランブル交差点で若者がスワイプすると、大型ビジョンにスマートフォンの画面が映し出され、コンビニが光り、タクシーが跳ねる。さらには大勢でスマートフォンを振ると、それに応じてタワーが光っていく―。そんなauのテレビCMを見たことがあるという人は多いのではないだろうか。

 「驚きを、常識に。」というメッセージを掲げたこのテレビCMは、auのLTEサービス「4G LTE」が実現する世界を表したものとなっている。そして、その世界観を実際に実現してしまおうというのが、2013年1月29日にKDDIが開催したイベント「FULL CONTROL TOKYO」だ。

 このイベントは、東京の増上寺で実施されたもので、会場にはCMに登場したようなタクシーや、噴水、ライトなどが実際に設置されており、それを訪れた人のスマートフォンで制御するという内容だった。

 具体的な手順は次の通りだ。あらかじめスマートフォンに専用のアプリ「ODOROKI」をインストールしておき、そのアプリで会場に設置された二次元コードを撮影する。すると画面が切り替わり、画面をタッチしたりスワイプしたりすると、タクシーが動いたり、噴水の水の勢いが変わったり、果ては東京タワーの光の色までも変えたりできるのだ。

 無論、会場に用意されたタクシーや噴水には、あらかじめインターネット回線を通じて動作を制御できる仕掛けが施されており、スマートフォンから専用のアプリを通じて制御情報を送ることでそれが動作する仕組みとなっている。だが、何の細工もしていない自分のスマートフォンで、目の前にあるものが動くということもあり、多くの人が驚いていたようだ。

CMの世界観を具現化した「FULL CONTROL TOKYO」では、自分のスマートフォンで噴水やタクシーなどを動かすことができる
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