2013年1月に各社がハイビジョンビデオカメラの春モデルを発表したが、昨年秋ぐらいから話題になってきているのが「アクションカム」というジャンルのビデオカメラだ。

 アクションカムは「ウエアラブルカメラ」や「アクションカメラ」などと呼ばれることもあるが、自転車やバイク、ヘルメットなどに取り付けて、スポーツなど動きのある映像を撮影できるビデオカメラのことだ。一般的なビデオカメラよりも小型軽量で、広角撮影に対応するため、さまざまなスポーツシーンで活躍する。

 アクションカムは米GoPro社の「HEROシリーズ」が第一人者で、バンジージャンプなどといった体感動画を撮影するためにテレビ番組などでも多用されてきた。そこに秋頃からJVCケンウッドの「ADIXXION GC-XA1」、ソニーの「HDR-AS15」が登場し、車載動画やスポーツ動画などを撮影する一部のユーザーから注目を集めているという状況だ。

JVCケンウッドが2012年7月に発売した「ADIXXION GC-XA1」
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ソニーが2012年10月に発売した「HDR-AS15」
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GC-XA1もHDR-AS15も、ライバルは「GoPro HERO3」か

 デジカメやビデオカメラは映像を撮影する製品のため、注目されるのが「画質」と「撮影時の使い勝手」だ。アクションカムは動きながらの撮影という悪条件で使う製品のため、自転車やヘルメット、スキーのゴーグルなどに装着できるアクセサリー類の使い勝手や実写映像などについての質問や報告が相次いでいた。

クチコミ数の推移グラフ。2012年7月に発売されたGC-XA1は7月半ばに小さなクチコミのピークを迎えているが、10月に発売されたHDR-AS15は10月から13年1月までかなりのクチコミが寄せられている 価格.comのトレンドサーチから引用 Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved.
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最安価格の推移グラフ。現在は7000円ほどの価格差となっている 価格.comのトレンドサーチから引用 Copyright (c) Kakaku.com, Inc. All Rights Reserved.
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 JVCのGC-XA1もソニーのHDR-AS15にも、口コミ情報でよく比較機として話題に上がっているのがGoProのHEROシリーズだ。

 JVCのGC-XA1をヨドバシカメラ西新宿本店店頭で比較してみたというユーザーは「GC-XA1は最高解像度では確かに画角が狭いのですが、1280×720Pモードであれば、充分に感じました。GoProの画角はやりすぎ?の感じがあります」と報告していた。

 「32インチ液晶TVでデモってましたが、1080モードでも720モードでも、注視しない限り違いは少ないです」という。

 実際にGC-XA1を購入したユーザーの一人は、画質について「ものすごい魚眼レンズのような写りで、自然に映像を把握できません。三半規管が弱い人は、絶対見れません。酔います」と書いていた。

 一方、「このカメラを買ったことにより、スキーでの楽しみが増えました。撮影することを私自身が意識することなしに撮影できるという点が特に気に入っています。つまり、自分が頭を向けていた対象がすべて記録できるという点です。この手のカメラを買ったのが初めてなので、画質にも満足しています」という意見もある。

 「レンズの見え方は個人差や状況による差がありますよね。私はゴーグル装着で丁度良い感じでした」という意見もあった。GoProは超ワイドのため見やすいが、「バイクで誰かを追いかけると非常に小さくなってしまいます」という。この書き込み主は「車内撮影とかスノーボードの自分撮りにはGoProが最適かもしれません」と述べている。