調査会社GfKの携帯電話売り上げランキングによると、アップルのスマートフォン「iPhone 5」がランキングの上位を独占する圧倒的な人気を見せている。それを受け、アキバの中古ショップでは旧モデルとなった「iPhone 4/4S」の中古品の値下がりが進んでいる。

 中古スマホを取り扱うじゃんぱら 秋葉原本店の宮島和弘氏は「iPhone 4Sは、中古品の価格が3万円を切ったあたりから引き合いが急激に増加した。iPhoneシリーズは、性別や年齢層を問わず幅広い層から支持されており、中古スマホの中では、ダントツの売り上げだ」と語る。調査時点では、ソフトバンクモバイル向けの「iPhone 4S(16GB)」が2万9800円(中古)で売られていた。iPhone 5への旺盛な買い替え需要から中古品の入荷も潤沢で、安定した価格や在庫が評価されて中古品の売れ行きは堅調だという。

最新モデル「iPhone 5」の人気を受け、iPhone 4S以前のiPhoneシリーズの値下がりが急速に進み、買い得感が高まっている
[画像のクリックで拡大表示]

 ある中古ケータイ販売店の担当者が、あまり知られていない中古iPhoneのメリットを教えてくれた。「中古品の購入でも、新品購入時に与えられるメーカー保証が引き継げる」というのだ。

 iPhoneをはじめとするアップル製品は、新品購入時に購入日などの情報がアップル側に登録され、その時点から1年間のメーカー保証が受けられる仕組みになっている。保証開始日は製品のシリアル番号によって管理されており、アップルのWebサイト上から保証期間内かどうかが簡単に確認できる。アップル製品には保証書が付属していないが、シリアル番号の確認で保証期間内となっていれば、メーカー保証が受けられる仕組みだ。

アップルのWebサイトにアクセスして本体のシリアルナンバーを入力すると、サポートの期間が表示される
[画像のクリックで拡大表示]

 前述の担当者は「販売店としては『保証期間内ならば必ずメーカー保証が受けられる』とは断言できないが、基本的に中古品でもメーカー保証は問題ないと聞いている。iPhone 5や第3/第4世代iPad、多くのiPhone 4Sなど、発売から1年以内の機種はこの条件に当てはまる。中古品の購入にあたって、覚えておいて損はない」と語る。

※価格情報は、すべて12月15日調べ。価格は変動する可能性があり、在庫切れになるケースもあります。特記なき場合は税込み価格です。