日経トレンディのツイッター担当が気になったものを自由気ままに投稿する、なんでもありの連載。第9回は、個人的に好きという理由だけで、またしてもパンケーキネタ。11月1日にオープンしたNY発の行列ができる店「サラベス」の日本1号店を“味見”してきた。

もりもり


 “NYの朝食の女王”と「New York Magazine」に絶賛され、レストラン格付けガイドブック「ザガット・サーベイ」でも「ニューヨークNO.1デザートレストラン」に選出された「Sarabeth's(サラベス)」。2010年公開のメリル・ストリープ主演映画『恋するベーカリー』において、調理技術指導および店舗での撮影協力を行ったことでも話題になったNYの行列のできる店。日本1号店が東京・新宿の「ルミネ新宿店 ルミネ2」にオープンした。パンケーキ好きとしては待ちに待った上陸。内覧会にお邪魔する機会があったので、早速食べてきた。

 メニューは、パンケーキやフレンチトースト、ワッフル、エッグベネディクトなど、米国で親しまれている伝統的な朝食料理が中心。デザートメニューも充実しており、スイーツ好きは必見だ。

 まずいただいたのが、「クラシックエッグベネディクト」(1400円)。イングリッシュマフィンの上にのったポーチドエッグのふわふわ、ぷるぷるした食感は体験の価値ありだ。味は非常にシンプルで、卵の風味を楽しめる。

 次に個人的に最も楽しみにしていた「レモンリコッタパンケーキ」(1400円)を実食。口に入れるとほんのり甘さを感じると同時に、控えめに柑橘の香りが広がるのが印象的。メイプルシロップの他、少し塩味がきいたオリジナルバターミルクが添えられており、一緒に食べると一気にコクがうまれる。インパクトという点ではカフェ・カイラやEggs'n Thingsのような“ハワイ系”のパンケーキに負けるが、生地のもっちりとした食感や素材の風味をじっくり楽しめるのは嬉しい。

 当初はここで帰ろうかと思っていたが、パンケーキと並ぶもう一つの定番メニューを食べないわけにはいかないと“奮起”し、急きょ「フラッフィーフレンチトースト」(1200円)を追加。こちらもパンケーキと同様に、生地は甘さ控えめでふんわりとしている。見た目よりも食感が軽かった。添えられたイチゴの酸味もアクセントに。

 営業時間は朝9時から夜22時まで。ブランチからディナーまで楽しめる。ドリンクはコーヒーや紅茶の他、オリジナルドリンクも用意。種類は少ないがワインやビールといったお酒があるのが個人的には非常に嬉しいところだ。「仕事帰りにふんわりとしたパンケーキをほおばり、ワインを一杯」。想像するだけで癒やされてきた(個人的な願望です)。

 サラベスといえば、旬の果実をたっぷり使ったジャム「フルーツスプレッド」もオススメ。店頭販売をしており、ちょっとしたお土産として持っていくと喜ばれそうだ。ベーカリー類もある。

 海外初出店のサラベスのエッセンスを堪能できる日本1号店。「本国の店舗には日本の方も多く、日本に出店してほしいとずっと言われていたので実現できて嬉しい」と創業者のサラベス・レヴィーン氏。「料理はNYで私が提供しているものと変わらない」とも語った。ニューヨーク観光で本国の店に行ったことがある人には懐かしく感じられる味だろう。行列店サラベスの上陸で、パンケーキをはじめとした米国流朝食ブームはさらに広がりそうだ。あ、これまた定番メニューの「パンプキンワッフル」を食べ忘れた。行ってきます。

「レモンリコッタパンケーキ」は1400円。ミックスベリー、メイプルシロップ、オリジナルバターミルク付き。プラス100円でフルーツスプレッドの追加もできる
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サラベス・レヴィーン氏。店舗は、1981年ニューヨークに1号店がオープン。現在ではNYに9店、フロリダに1店ある。今回の日本出店が海外初進出
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日経トレンディツイッター担当者プロフィール
もりもり:ランニングと筋トレとスイーツが好きな三十路男。日経トレンディでは主にデジタル記事を担当。日夜、飲み屋や甘味処の“現場巡り”にいそしむ。1歳の長女を育てるイクメン見習い