2012年11月1日、JR京浜東北線の鶴見駅(横浜市鶴見区)に駅ビル「シァル鶴見」がオープン。延床面積約1万4300平米、地下1階~地上6階の7フロアに物販、飲食合わせて71店舗が出店する。

「シァル鶴見」はJR京浜東北線の鶴見駅東口にある
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 この施設のユニークな点は、禅文化を大胆に取り入れていること。地元にある曹洞宗建功寺の住職で庭園デザイナーの枡野俊明氏が参加し、本格的な茶室のある禅カフェや枯山水をしつらえた屋上庭園などを設けた。さらに、禅カフェのある5階とレストランフロアの6階は木や石、和紙などを使い、落ち着いた和の空間としてデザインされている。

 「鶴見には曹洞宗大本山の總持寺があり、老若男女が訪れるなど、禅の文化が地域に根付いている。心休まる空間として利用してもらうのに加え、地元文化として禅を発信する基地の役割も担いたい」(シァル鶴見の荒川 亨店長)。

 禅に関する書籍や行事の紹介に加え、2013年4月以降、坐禅やお茶、お花など禅文化や日本文化に触れる体験教室などを定期的に開催していく予定という。

本格的な茶室を備えた禅カフェ「坐月 一葉」(ざげつ かずは)
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屋上庭園と枯山水
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5階と6階は随所に自然石や和紙などを使って和の空間を演出
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5、6階は共有部分も和テイスト。ゆったりできるスペースも多い
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トイレはシックな和テイストの空間
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