主要パソコンメーカー各社から、一斉にマイクロソフトの次期基本ソフト(OS)「Windows 8」を搭載したパソコンが発表された。

 2012年9月26日に先陣を切って「Let'snote AX2シリーズ」を発表したパナソニックに続き、ソニーが10月1日に新製品を発表。10月12日には日本エイサー、10月18日には日本ヒューレット・パッカードとレノボ・ジャパンがそれぞれ東京都内で新製品の記者発表会を開催した。19日には富士通とNECパーソナルコンピュータの国内2社がそろって記者発表会を開いて、報道陣に新製品を披露した。東芝は発表会を開催しなかったが、19日にWebサイトを通じて新製品の詳細を公表した。今週半ばには、米デルが日本において、Windows 8搭載パソコンを正式発表する予定だ。

 Windows 8の発売日は今週金曜日の10月26日。各社の新型パソコンも10月26日から一斉に発売される。

 今回の各社の製品発表のなかで、興味深いのは日本マイクロソフトの樋口泰行社長が精力的に各社の記者発表会に参加したことだ。

 現行の「Windows 7」の発表の際には、自らの古巣である日本ヒューレット・パッカードの新製品発表会見にゲスト参加しただけだったが、今回は、パナソニック、日本ヒューレット・パッカード、レノボ・ジャパン、富士通、NECパーソナルコンピュータの5社の記者発表会に参加。Windows 8の特徴を述べるとともに、各社とマイクロソフトの連携ぶりや、各社から登場する新製品の特徴や販売拡大に期待を寄せるコメントが印象的だった。

 樋口社長が各社の会見で共通して発言していたのが、「Windows 8は過去最大規模のマーケティング投資を計画している」という点。発売前日の10月25日夕刻から秋葉原で前夜祭を開催し、26日午前0時からのカウントダウン発売、早朝の量販店での発売セレモニー、発売当日の秋葉原でのイベント「Windows 8ジャック」のほか、全国の量販店店頭でのイベント支援、長期間にわたるテレビCMの放映を計画しており、Windows 8に対するマーケティング施策を一気に加速する考えだ。

 樋口社長の精力的な記者会見への出席も、こうした過去最大規模のマーケティング投資により、市場を盛り上げたいとする気持ちの表れだ。

日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、各社の記者発表会に精力的にゲスト参加し、Windows 8の発表を盛り上げた。写真は、左から樋口社長、パナソニックの原田秀昭氏、インテルの宗像義恵副社長
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