スペインのアパレル流通大手、インディテックスグループ傘下の「ZARA」は2012年9月6日、東京・銀座の中央通り沿いにある直営店をリニューアルオープンした。

 銀座店は2003年、日本で5番目の店舗としてオープン。日本での市場拡大を牽引する重要な役割を担ってきた。2008年に日本上陸したスウェーデンの「H&M」銀座店と至近距離にあり、ともにファストファション旋風を巻き起こした。

 ZARAは同一商圏に複数出店する戦略で、銀座マロニエ通りにも店舗を構える。日本に再上陸して14年。ここ数年で出店を加速し、総店舗数は80店舗に達した。姉妹ブランドの「ベルシュカ」は昨年上陸し、6店舗まで広がっている。

 新店舗は今春オープンしたニューヨーク五番街店に続く“新デザイン店舗”。最新のブランドイメージを反映したインテリアデザインのアジア初店舗で、日本での旗艦店と位置付けられる。店舗面積は従来通り4フロア900平米、1・2階はウィメンズ、3階はキッズとベビー、4階はメンズで構成され、ベビーラインとメンズの「ニューヨークコレクション」は日本初登場となる。

 リニューアルオープンに際して行われたプレゼンテーションでは、インディテックスグループ広報本部長のヘスス・エチェバリア氏が、ZARAのビジネスモデルと強みをアピール。最重要市場のひとつである日本でのポジションを再強化する姿勢を見せた。

 「銀座は昔からベンチマークになる街。オープン当時よりも現在はさらに成長し、グローバル化が進んでいる。日本人のファッションに対する意識もより高くなったので、新店で最新のブランドイメージを伝えたい」という。

“新デザイン店舗”としてリニューアルオープンしたZARA銀座店
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