わずか1年あまりで5200万にユーザーを獲得するなど、急拡大しているスマートフォン用アプリ「LINE」。ユーザー同士で無料メールや、無料通話ができるコミュニケーションツールだ。従来のキャリアメールが使いづらいスマートフォン。どうすれば友達と、手軽にメッセージを交換できるのか? いろいろなメール系アプリが登場したなかで、電話番号でユーザー登録できる手軽さなどが受け入れられ、LINEの存在感が増してきた。

 一般的に、新しい機器やサービスは、一部のマニアックなユーザーがまず飛びつき、その後に一般的なユーザーへと広まっていくものだが、LINEは初めから一般ユーザーの間で広まってきた。これがLINEの特長ともいっていい。

NHN Japanが開発した無料メール・通話アプリ「LINE」。2012年8月上旬時点では世界231カ国で展開され、5200万人もの人が利用している
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 無料メール、無料通話アプリとして定着しつつあるLINE。そんなLINEが大きな進化を遂げようとしている。その進化とはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)化だ。メールと電話のように基本1対1で意思を伝えるサービスから、友人全員と広くやり取りするコミュニケーションツールという側面を持とうとしている。

 LINEのSNS機能は、2012年8月6日にアップデートしたAndroid版から実装(先行公開)されている(iOS版も近日アップデート予定)。早速アップデートしてみたところ、メニュー構成が変わったことに気づいた。従来、画面下側にメニューに「友達追加」というアイコンがSNS機能の「タイムライン」となっている。タップすると。自分や友達からの投稿が表示される専用画面に切り替わった。

 「Facebook」や「Google+」、国内では「mixi」など、多くのSNSがあるなかで、LINEはライバルを脅かす存在となりうるのか? 気になる使い勝手を検証してみた。

2012年8月6日にアップデートしたAndroid版のLINEアプリ。iOSやWindows Phone版よりも先行して、SNS機能が実装された。新たに「タイムライン」メニューが用意され、「友だち」として登録している友人間などで、投稿した内容を共有できる
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