現代の名工・三村氏が手がけるアディダス

 アディダスはランニングシューズ“現代の名工”として知られる三村仁司氏が手がけた初めての市販シューズのひとつ「adizero TAKUMI sen」をベースにしたマラソンシューズは、女子マラソン日本代表の尾崎好美選手と木崎良子選手が着用予定。シドニー五輪で金メダルを獲得した高橋尚子選手、アテネ五輪の野口みずき選手のシューズ製作を担当したのが三村氏だ。

 アッパーには軽量性、通気性、撥水性、寸法安定性を追求したメッシュマテリアルの「Mim-Lite」、ソールには高反発でありながら安定性も確保した「デュアル スプリント ソール システーエム」を採用。さらに、ヒールから前足部まで伸びた「スプリングトルションシステム」は衝撃を反発性に変換、アウトソールにはグリップ性に優れた「コンチネンタルラバー」と「DSPクイックストライク」などといったスペックを結集している。

 この「adizero TAKUMI sen」をベースにしたマラソンシューズをロンドン五輪のマラソンコースや路面に対応させるべく、三村氏が木崎良子選手のために調整。一方、2005年のアディゼロシリーズの立ち上げに大きく寄与することとなった大森敏明氏が尾崎好美選手のシューズ調整を担当している。ちなみに日本代表以外では、男子マラソンのウィルソン・キプサング(ケニア)、ディノ・セフィル・ケマル(エチオピア)、女子マラソンのメアリー・ケイタニー(ケニア)をはじめとした数多くのランナーがアディダスシューズでマラソンに挑む予定となっている。

“現代の名工”として知られる三村仁司氏が手がけた初めての市販シューズのひとつ「adizero TAKUMI sen」
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アッパーには軽量性、通気性に加えてはっ水性も高い「Mim-Lite」を採用
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