映画「LOVE まさお君が行く!」が6月23日に公開された。テレビ東京で放送していた「ペット大集合! ポチたま」の人気コーナー「まさお君が行く!! ポチたまペットの旅」を基にしたストーリーだ。ラブラドールレトリーバーのまさおと、若手芸人の松本秀樹が全国行脚をしながら絆を深めていく。松本さんはこの番組を機に人気者になり、現在も3代目の旅犬・まさはる君との番組がBSジャパンで放送されている。犬好きの松丸アナが番組を始めた当初の思いやペットに関する様々な活動について聞いた。

松丸友紀(以下、松丸):まずは映画を観た率直な感想をお聞かせください。

松本秀樹(以下、松本):僕とまさおが歩んできた人生そのものだったので、名場面が出てくると「あ~、そんなこともあったなぁ……」って笑ったり、苦労も沢山してきたので色んなことが蘇ってきて泣いてしまって……隣に大谷健太郎監督が座っていたんですけど、大谷監督いわく映画が始まって5分くらいからずっと僕号泣してたみたいです。最初から最後までずっと泣いていました。

松丸:実際、「まさお君が行く! ポチたまペットの旅」のコーナーはどのくらいやっていたのでしょうか?

松本:ちょうど6年間ですね。まさおが1歳から始まったコーナーで7歳2か月くらいで天使になったので。その間は怪我も病気もなく、それはそれは優秀な子でしたよ。

松丸:きっとまさお君も映画化を喜んでくれているんじゃないですかね。

松本:試写会を観終わって、まさおのお墓に行って手を合わせて“映画化されたよ~”って報告してきたんです。それで“まさおはハチ公超えたね”って言ってきたんです。ハチ公は有名な犬で渋谷にも銅像がありますけど、ハチ公は一つの物語として有名ですが、まさお君はまさおというその個性、キャラクターとして愛された日本で一番の犬なんじゃないかなって思うんです。映画になったことで、“ハチ公超え”を果たすことができるんじゃないかって思うんです。

松丸:確かにまさお君人気は日本中にあっという間に広がっていきましたよね。まさお君が生きた6年間、多くの人の心に何かを残しましたよね。

松本:本当にそう思います。

松本秀樹(まつもと・ひでき)1997年にお笑いコンビとしてデビュー。現在は1人で活動中。「愛玩動物救命士」など動物関連の資格も複数もっており、ペット支援活動をする一般社団法人ナチュラルドッグスタイルの代表も務める

松丸:ご自身の人生が映画化されるというのはどんなお気持ちですか?

松本:初めドッキリだと思っていたんですよ! 何かの特番かなと思っていて、どこかにカメラが隠されているだろうと一生懸命だまされている演技しましたもん。でも誰もドッキリだなんて言ってくれないし、そうこうしているうちに映画ができてしまったんですよ。僕の人生の一部分が映画になるっていうことで、こんな僕の人生で満足だったのかなとちょっと心配になりましたよね。