使い道はいろいろありそうだけれど、使い方はシンプル。起動した画面で半休か全休かを選んだら、後は画面の指示に従って状況を選択していけばいい。最初は「どんな言い訳にしますか?」という設問で、「病気」「ケガ」「私用」「大人の事情」「緊急事態」「季節の理由」などが並ぶ。例えば「大人の事情」を選ぶと、次は「どんな事情ですか?」と尋ねられ、「二日酔い」「徹夜明け」「家庭内トラブル」といった選択肢が現れる。次が「何かあったときは?」という設問で、「電話してもらう」「メールしてもらう」「代理で対応してもらう」などから対応を選ぶ。

 最後に「メールの雰囲気は?」と問われる。ここでは「フレンドリーに」「かなり低姿勢に」「ちょっと高圧的に」「甘えた感じ(絵文字有)」「あわてた感じ(誤字有)」など、きめ細かい心遣いがありがたい。上司が部下に連絡するときに低姿勢なメールなのもおかしなものだから、「ちょっと高圧的に」がなかなかいい味を出していたりする。「誤字有」も余裕がない印象を相手に与えられそう。この出来上がり具合を見ているだけでもかなり面白い。

 ズル休み用途には、「過去の言い訳」のボタンが役立ちそう。いつ、どんな言い訳を作ったかが記録されているので、同じ言い訳を連続して使ってバレるリスクを低減できる。実際に作成した文章をメールで使うときはトップ画面の「メールを起動」をタップする。メールアプリ選択して、すぐに送信! これで午前の半休か、今日1日の休みを手に入れることができた。この作者はほかにも「帰れない言い訳(家族・恋人用)」などの言い訳アプリも公開している。面倒なメールはアプリにお任せの時代なのかもしれない。

選択肢の中から適するものをチェックしていくだけ。内容は、けっこうよく考えられている。「理由を入力」といった選択肢もあり、自由記入も可能
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出来上がった“言い訳”。これは「ちょっと高圧的に」のテイストで作ったもので、部長が送るならこんな感じがありかな?と思わせるものがある
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過去に作成した“言い訳”のリスト。怪しまれないためにも、ズル休みの歴史を確認しておきたい。本当の理由で使うなら過去の確認は不要でしょうけど
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「メールを起動」をタップし、メールアプリを選ぶと、作った言い訳がメール本文に貼り込まれる。遅刻か?と思われる前にとにかく送ることが肝要だ
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著者

岩元 直久(いわもと・なおひさ)

ITジャーナリスト。モバイルや通信を中心としてパーソナルユースから業務システムまでトレンドをチェックする。日経BP社で記者・デスクを経て現職。モバイル取材歴は長く、往年の「日経モバイル」を発刊した10数年前までさかのぼる。