聖火リレーは英国各地を70日間かけてまわる

ランズエンドの第1走者、ベン・エインズリー選手 (c) London 2012
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 5月19日は、いよいよ聖火リレーの1日目。

 聖火は基地からヘリコプターで英国の最西端であるコーンウォールのランズエンドに運ばれ、午前7時15分から聖火リレーがスタート。1番目の走者は、地元出身のセーリング英代表で、2008年北京五輪まで4大会で4つのメダルを獲得しているベン・エインズリー選手だった。

 こうして5月19日にコーンウォールからスタートした聖火リレーは、英国各地を70日間かけてまわり、7月27日の開会式にロンドンのオリンピックスタジアムに到着することになる。

BMWのエネルギー環境センターでの耐候試験もクリアした聖火トーチ

ロンドン五輪の聖火トーチ (c) London 2012
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 聖火トーチは、ロンドン東部を基盤にするデザイナーデュオ「バーバー・オズガービー(エドワード・バーバーとジェイ・オズガービー)」によるデザイン。今年4月にはデザイン・ミュージアムで行われた授賞式で「デザイン・オブ・ジ・イヤー(2012年最優秀デザイン賞)」を受賞した。

 トーチは高さ80センチ、重量800グラムのアルミニウム製。三角形のデザインは、今回がロンドンで開催される3回目のオリンピックであること、そしてオリンピックの3つの価値「尊敬、卓越、友情」や3つのモットー「より速く、より高く、より強く」、ロンドン五輪の3つのビジョン「スポーツ、教育、文化」を表すためだという。また、8000人の聖火ランナーを象徴して8000個の丸い穴が開いているが、聖火ランナーには12歳の子供もいるので、穴があることでトーチの重量が軽くなっていいそうだ。さらに、この穴により、聖火の熱がランナーに伝わらないなどの利点もある。

 また、ドイツのミュンヘンにあるBMWのエネルギー環境センターであらゆる天候に耐えうるかどうかを試す耐候試験も受け、イギリスの変わりやすい天候への対策も万全だ。ちなみに、BMWはロンドン五輪聖火リレーの公式スポンサーでもある。