ギリシャのオリンピアで行われた採火の様子 (c) London 2012
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 ロンドンオリンピック(以下、ロンドン五輪)まであと60日をきった。

 このところのイギリスは、夏のような好天が連日続き、6月初旬のダイヤモンド・ジュビリーを直前に控えて、国全体にうきうきするような楽しいムードが広がっている。

 そんななか、ロンドン五輪の聖火リレーがスタート、オリンピックに向けての盛り上がりもいよいよ高まっている。

 まずは、聖火リレーのこれまでの経緯を振り返ってみよう。

ギリシャで採火……アン王女からデービッド・ベッカム選手へ

ブリティッシュ・エアウェイズの特別機 (c) London 2012
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 2012年5月10日、古代オリンピックが行われていたギリシャのオリンピアで、古来からの方法によりロンドン五輪の聖火が採火された。

 ギリシャ国内で約3000kmの聖火リレーが行われた後、5月17日にアテネのパナシナイコ競技場で聖火引渡しのための式典が行われ、ロンドン五輪組織委員会のコー会長、ボリス・ジョンソン・ロンドン市長、大会親善大使でサッカー・イングランド元代表のデービッド・ベッカム選手らの出席のもと、ギリシャ・オリンピック委員会のカプラロス会長から国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるアン王女に聖火が引き渡された。

 翌5月18日、ゴールドに輝くブリティッシュ・エアウェイズの2012便「The Firefly(ホタル)」でギリシャからイギリスに空輸。

 同日19時30分過ぎ、待ち構えた観衆が見守るなか、英南西部コーンウォールのカルドローズ海軍航空基地に同機が到着。

 基地内で歓迎式典が行われ、アン王女から聖火トーチを受け取ったベッカム選手が、特設の聖火台に点火した。

デービッド・ベッカム選手が聖火台に点火 (c) London 2012
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