朝ドラで演じているあかねは「性格はふだんの自分とあまり似てないですね」と語る。

 「しっかりしていてストイックなイメージがあるみたいですけど、人に追いつくためにがんばっているだけで、ふだんの私は子どもです(笑)。家では、ぼーっとしていて、今日一日を楽しく過ごすために、歩く道順を頭の中で考え始める…そんなタイプです」

 力強い演技を見せて、今回の朝ドラに新しい音色を加える存在となっている宇野。ふたつのジャンルで活躍するからこその表現力は注目を集めそうだ。

 「私は、AAAでやっている歌に対しては、できないことが多くて、劣等感を抱えながら、続けてきました。演技のほうが自由にできて、意外と得意かも…と思うので(笑)、いろんな役に挑んで、悩みながら成長して、AAAの活動と相乗効果を生んでいきたい」

梅ちゃん先生 放送中
歌手の夢をかなえる女性を演じる
[画像のクリックで拡大表示]

宇野が演じる矢吹あかねは、梅子(堀北真希)の兄・竹夫(小出恵介)に思いを寄せる女性。食堂で働いていたが、歌手になりたいという夢があり、キャバレーの歌手募集のチラシを見つけて応募、人気歌手となる。(月~土曜8時/NHK総合)
ブレイク予想
ボーカル&ダンスユニット出身の女優といえば満島ひかりがいるが、宇野もまた満島と同じように、個性的な役柄を大胆に演じることができる存在として、注目の女優に浮上するはず。

(文/高倉文紀、写真/加藤 康、スタイリスト/早川すみれ)

衣装協力/ボトムス(2% TOKYO/2% TOKYO渋谷パルコ店 TEL:03-6416-4764)
アクセサリー(Angela/DanteDelCielo,Inc TEL:03-6804-3681)

日経エンタテインメント! 7月号が発売中!
メイン特集は「会いに行ける! 最前線」
■表紙:ももいろクローバーZ
■2012年6月4日発売
■特別定価 550円

 1998年をピークに下降線をたどってきた音楽マーケット。苦戦を強いられている音楽業界にあって、数少ない活況分野の1つといわれているのが、会いに行ける“ライブ”です。デジタル化によって音楽が劣化することなくコピーできるようになったのに対し、ライブは「コピーできないエンタテインメント」。ジャニーズ、女性アイドル、K-POPなど、ライブは盛況です。
 ライブそのものも変化してきています。ジャニーズの「ファンのそばへ」を実現させるための演出はますます進化し、女性アイドルはフェス形式でファンの獲得合戦を繰り広げ、AKB48はついに東京ドームで、ももいろクローバーZも西武ドームで単独ライブを開催。ライブでは常に“サプライズ”が用意され、ますます目が離せない状況になっています。
 かつては、CDの販促のためにライブを行うと言われていたのが、今やライブこそがビジネスの中心に。ライブに力を入れる傾向は、役者などほかの分野にも広がっています。そこで、タレントのインタビューや業界キーパーソンの取材から、「会いに行けるエンタテインメント」の最新事情に迫りました。