「ジョゼフジョゼフ カット&コレクト」1995円。カラーバリエーションは、ホワイト、グリーン、ピンクの3種類。トレーには、包丁などの調理器具を収納しておくことも可能だ(画像クリックで拡大)

 “トレー付きまな板”「カット&コレクト」が人気を博している。英国のキッチン用品メーカー・ジョゼフジョゼフの製品で、まな板に引き出して使えるトレーが取り付けられているのが特徴。切った食材をトレーに移して、そのまま鍋に入れることが可能だ。

 この「カット&コレクト」の基になったのは、以前このコーナーで紹介した“折れ曲がるまな板”「Chop 2 Pot plus」(関連記事)。まな板自体がスコップのような形に折れ曲がり、食材を直接鍋に移すことができるというものだったが、使用時にはある弱点があった。

 「切った食材を移すことはできても、野菜の皮やヘタの部分など、使わない部分をより分けることができなかったんです」と、日本で同製品を取り扱うマキノトレーディング(神奈川県相模原市)の広報担当、芥川清栄氏は言う。その弱点を克服したのが、本製品「カット&コレクト」だ。切った後の野菜の皮などを、まな板から引き出したトレーに移しておくことで、食材を切った後の片付けが簡単にできるようになった。

 販売は今年の2月から。初年度の売り上げ目標3万枚に対し、月間売り上げが約3000枚と、好調なペースで売れている。

 その人気の背景にあるのは、若い男性の購入者の増加だ。以前まで、キッチン用品の購入者層は20代から40代の女性が中心だったが、「カット&コレクト」の購入者の男女比は、ほぼ半々だという。「まな板とトレーが一体になった機能性に加え、300×220mmというコンパクトなサイズや、海外製品ならではのデザイン性の高さなどが、若い男性の需要にぴったり合致したのではないでしょうか」と、芥川氏はその原因を分析する。

 日々の調理を簡単にしてくれる「カット&コレクト」。近年増えつつある“料理男子”と共に、今後も人気を広げていきそうだ。

(文/森石豊=Office Ti+)