いよいよ(といってもまだ2か月以上先だが)、4年に一度のスポーツの祭典がスタートする。2011年7月までにほとんどの家庭に薄型テレビが普及したため、それに合わせて大画面テレビに買い替えるという人は少ないかもしれない。だが、少しでも迫力のある映像と音声で4年に一度しかないお祭りを楽しみたいところだ。

 スポーツの臨場感を得るためにお薦めなのはなんといっても「リアル5.1ch(以上の)サラウンドスピーカーシステム」だが、深夜に放送されることの多い海外のスポーツイベントの場合、周囲や家族に対する騒音が気になってしまう。そこで今回は、お手頃なサラウンドヘッドホンを紹介しよう。

 パナソニックが2012年3月に発売した「RP-WF7」(実勢価格1万8800円)は、2.4GHzデジタル無線伝送方式を採用するデジタルワイヤレスサラウンドヘッドホンだ。「ドルビープロロジックIIx」を搭載し、バーチャル7.1ch再生に対応する。

パナソニックが2012年3月に発売した、2.4GHzデジタル無線伝送方式を採用するデジタルワイヤレスサラウンドヘッドホン「RP-WF7」(実勢価格1万8800円)
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 RP-WF7は音声を入力してヘッドホンに伝送するトランスミッターとワイヤレスヘッドホンのセットで、ヘッドホンの重さは約227g(付属の単4形充電池2本を含む)を軽量なのが魅力。同社の従来品「RP-WF6000」に比べて約153gもの軽量化を実現したとのことだ。

 トランスミッターは光デジタル入力(角型)×2系統とアナログ入力(RCAジャック)×1系統に加えて光デジタル出力(角型、スルー出力)×1系統を備えており、HDMI入出力は備えていない。音声フォーマットはドルビーデジタル、ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS、DTS-ES、MPEG-2 AACに対応する。ソニーからHDMI対応サラウンドヘッドホン「MDR-DS7500」が登場(2011年10月発売)した今となっては、ちょっと物足りないスペックと言える。

RP-WF7のトランスミッター部。光デジタル入力(角型)×2系統とアナログ入力(RCAジャック)×1系統に加えて光デジタル出力(角型、スルー出力)×1系統を備えている
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 スペックはおいておいて、まずは視聴してみることにしよう。