華やかなRady東急プラザ表参道原宿店のスタッフ。同店は9台、心斎橋OPA店は15台の大型モニターを設置し、「魅せる」ことに重点を置いている(画像クリックで拡大)

 ギャル向けファッション誌「小悪魔ageha」の専属モデルでデザイナーの武藤静香さんがプロデュースするファッションブランド「Rady」。2008年からネットで通信販売を展開してきた同ブランドが、今年4月に実店舗の運営を始めた。第1号店は4月18日に東京・渋谷の東急プラザ表参道原宿でオープン。初日の売り上げは、店舗で830万円、ネットで3000万円と快調な滑り出しを見せ、その後も東急プラザ表参道原宿の20店を超える全テナント中3~5位の売り上げをキープしているという。また、4月27日には大阪で第2号店となる心斎橋OPA店がオープン。東京と大阪の中心地に華々しく進出したことで、大きな話題を呼んでいる。

 運営するSMbrand(東京都渋谷区)の広報担当者によると、今回の実店舗オープンの目的はRadyの世界観を浸透させるブランディングという面が大きいという。店舗での売り上げを伸ばすことよりも、Radyを知ってもらうことを重視し、ネット通販への新たな入り口を作る狙いだ。東急プラザ表参道原宿店ではメインターゲットの20代女性はもちろん、Radyの存在を知らなかった30代女性も多く訪れているとのことで、今後さらに購買層が拡大しそうだ。

 SMbrandは、今回の2店舗オープンで現在15億円のブランド年商を20億円にすることを目指している。ネット発ブランドRadyの今後に注目だ。

(文/杉山耕介)