パワーバッテリーホルダー「HLD-6」は必需ですな!! …おっと、のっけから唐突に申し訳ない。オリンパスイメージングの「OM-D E-M5」に対する第一印象がコレだったもんで、つい…。

 E-M5のボディーを手にした瞬間、そう思った。グリップと呼ぶにはあまりにも控えめなボディーの出っ張りは思ったよりも滑りやすく、片手持ちするには指の引っかかり具合が少々、心許ないのだ。それに加え、ストラップ取り付け金具の位置も今ひとつ。ボディー単体だと、シャッターボタンと右手の人差し指とストラップ取り付け位置の関係が何だかぎくしゃくしてしまうのである。

パワーバッテリーホルダー「HLD-6」を装着した状態のE-M5
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 昔、フィルム一眼レフ「OM-1N」を使っていたときは、少し引き出した巻き上げレバーに右手親指を引っかけ、片手持ちしていたものだ。そう、ワタシはOM-1Nユーザーだったのである。

 時は昭和50年代半ば…。松田聖子のデビューとほぼ時を同じくして、写真の世界にどっぷりと浸かり始めたハナタレ高校写真部員は、運送屋の引っ越しバイトをしてやっとの思いで買ったOM-1Nをいつも持ち歩いていた。数千円の差額が払えず、泣く泣く白ボディーにした苦い思い出。今般E-M5を購入するにあたり(そう、もう買ってしまったのだ!)、迷わずブラックボディーを選んだのは、あのとき感じたほんの少しの悔しさをここぞとばかりに忘れ去るためだったのかも? どんだけネに持つタイプなんだか(笑)。

 E-M5をボディー単体で使うときは、人差し指と中指の間からストラップを出せというハナシなんだと思う。でも、それでもどうもしっくりこない。で、このあたりのすれ違い感を一挙に解決するのがHLD-6の装着だった。ボディー下部に後付けするっていうスタイルが、松田聖子世代にはまずググッとキちゃうワケなのだけど、そんな「おぢさんを刺激する絶妙な作り」以外の純粋な機能面でも魅力は大。縦位置シャッターボタンやダイヤルが付く、ファンクションボタンが2個増設される、2つめのバッテリーが入れておける(ボディーに入っているバッテリーとの順次使用が可能)などなど、デジカメとしちゃうれしいスペックアップが丸ごと得られるからである。